長野風花の決勝弾でなでしこが白星スタート [写真]=六川則夫
EAFF E-1サッカー選手権2022決勝大会第1節が19日に行われ、日本女子代表(なでしこジャパン)と韓国女子代表が対戦した。
大会連覇を目指す日本は序盤、思うようにボールを前に運ぶことができず、韓国に押し込まれる苦しい展開となる。それでも、33分に少ないチャンスを生かして先制する。猶本光の浮き球パスが相手に当たってペナルティエリア右の深い位置に流れると、いち早く反応した成宮唯がグラウンダーで折り返す。ニアに飛び込んだ植木理子が囮となり、ボックス中央でフリーとなった宮澤ひなたが冷静に流し込んだ。
【#E1 サッカー選手権 女子 🇯🇵 #日本 × #韓国 🇰🇷】
前半33分#成宮唯 →#猶本光 →#成宮唯 →#宮澤ひなた
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その後も深い位置で危険な失い方をして何度かピンチを迎える場面もあったが、韓国のラストプレーの精度にも救われ、日本は1点リードで折り返す。
59分、韓国のエースが試合を振り出しに戻す。ゴールを背にペナルティエリア内でパスを受けたチ・ソヨンは、寄せてきたDF清水梨紗からボールを隠しながらボックス中央までボールを運ぶ。振り向きざまに右足を振り抜き、正確なシュートをゴール左下に突き刺した。
【#E1 サッカー選手権 女子 🇯🇵 #日本 × #韓国 🇰🇷】
後半14分
チュ ヒョジュ→チ ソヨン
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それでも、日本はすぐに勝ち越し点を獲得する。65分、清水の浮き球パスをハーフウェーライン付近で収めた植木は、右サイドの深い位置までボールを運ぶと、相手2人に囲まれながらもドリブルで突破。ペナルティエリア右からグラウンダーで折り返し、ペナルティエリア中央に飛び込んだ長野風花が合わせて押し込んだ。長野は代表初得点となった。
【#E1 サッカー選手権 女子 🇯🇵 #日本 × #韓国 🇰🇷】
後半20分#清水梨紗 →#植木理子 ドリブルからクロス→#長野風花 ゴール!
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その直後、韓国に決定機が到来。ペナルティエリア手前で味方の落としを回収したチ・ソヨンが胸トラップから右足一閃。強烈な一撃にGK田中桃子が反応して左手で触ると、ボールは若干軌道が変わり、クロスバーを叩いてゴールには至らなかった。
チ・ソヨンを中心に攻める韓国はその後も何度か相手のゴール前まで迫るが、日本が逃げ切りに成功して2-1で勝利した。次節は23日に行われ、日本はチャイニーズ・タイペイ、韓国は中国と対戦する。
【スコア】
日本女子代表 2-1 韓国女子代表
【得点者】
1-0 33分 宮澤ひなた(日本)
1-1 59分 チ・ソヨン(韓国)
2-1 65分 長野風花(日本)
【スターティングメンバー】
日本女子代表(4-2-3-1)
田中桃子;清水梨紗、乗松瑠華、宝田沙織、高橋はな;林穂之香、長野風花;成宮唯(69分 千葉玲海菜)、猶本光(46分 杉田亜未)、宮澤ひなた(90+2分 上野真実);植木理子(41分 清家貴子)
By サッカーキング編集部
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