日本代表のDF谷口彰悟(川崎フロンターレ)が28日、オンラインでのメディア対応に応じ、現在の心境や29日のベトナム戦を前にした自身の状態などについて語った。
出場機会はなかったものの、W杯出場を決めたことについて「ひとつ安心、ホッとした部分ではある」と安堵しつつ、今後に向けて「いろんな目標がある」とコメント。最終予選の1位突破やW杯に向けたメンバー間の競争、本大会でのベスト8以上といった様々な目標を挙げ、「1試合1試合が大事な試合になってくると思うので、残りの試合を大事にしていきたい」との思いを口にした。
また、同ポジションの板倉滉が代表チームから離脱したことに加え、森保一監督もメンバーを入れ替えて戦うことを明言しており、29日のベトナム戦ではスタメンで出場する可能性が高まっている。谷口は、「状態はいいと思っています」と自信を示しつつ、「試合に出場して結果として証明しないと何も始まらないので、とにかく準備が全てかなと思っていますし、最後の最後まで気を抜くことなくベトナム戦に向けて集中していきたい」と、決意を新たにしていた。
そのベトナム戦に関しては、前線が攻め残りがちな点を受け、「リスク管理が非常に大事になってくる」との見解を示し、「攻めているときに誰を残し、誰がどうついてというところは、常に後ろが準備して声をかけることが大事になるので、しっかり仕切って声をかけていきたい」と主張。小柄ながらスピードやアジリティのある選手が多いこともあり、「丁寧に対応していかないと一瞬の隙を突いてくる力はあるので、90分間、集中してやり続けたい」と気を引き締めた。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト