大岩剛監督の下でパリ五輪を目指すことになるU-21日本代表が23日、UAEで行われているU-23ドバイカップの初戦に臨み、U-23クロアチア代表相手に1-0で勝利した。
試合後、途中出場から決勝点を挙げたFW小田裕太郎がオンライン取材に応じ、「仕掛けの部分はJリーグで出来ていたので、それプラスアルファで結果を出すことを意識していた」とコメント。その言葉を体現するパフォーマンスを見せられたことを喜びつつ、FW荒木遼太郎との連携から奪った得点を振り返った。
試合は、立ち上がり日本が主導権を握って進めていたが、決定機を生かせないまま時間が経過。小田は「決めきれない試合だったので、仕掛ける部分で違いをだしたり、ゴールやアシストという結果を残したいという強い気持ち」を持って登場すると、左サイドを中心にプレーし、73分に投入されたFW荒木遼太郎(鹿島)との連携からゴールネットを揺らした。
81分、右サイドを中心としたパス交換から荒木がボックス中央のスペースへ浮き球のパスを送ると、走り込んできた小田がトラップでGKをかわして無人のゴールへ。小田は「(荒木)遼太郎が入ってきたときに裏へのパスがきて、合う感覚があった。遼太郎に渡ったら裏に抜けようという意識があった」と語り、その直前のプレーがポイントになったことを明かししつつ、ゴールシーン関しては 「出た瞬間に裏に走っていいボールがきた。意思疎通がとれていたのかなと思う」とコメント。荒木とのホットライン形成に手応えを感じていた。
また、試合終盤に足を気にしてピッチから下がったことに関しては、「まだわからないですけど、ちょっと様子を見て大事を取ってという感じです」と説明。具体的なコメントは控えたが、その状態が気になるところだ。
By サッカーキング編集部
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