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W杯出場がかかる4年越しのオーストラリア戦へ…遠藤航「ピッチに立ちたいと思っていた」

2022.03.22

遠藤航 [写真]=金田慎平

 ワールドカップのアジア最終予選に臨む日本代表メンバーに選出されているMF遠藤航(シュツットガルト)が22日、オンラインでメディアに対応。24日に行われるオーストラリア代表戦に向けた意気込みなどを口にした。
 
 日本代表は現在、アジア最終予選グループBで6勝2敗の2位に位置し、24日にアウェイでオーストラリア代表と、29日にはホームでベトナム代表と対戦する。勝ち点差「3」の3位オーストラリアとの直接対決に勝利すれば、自力でW杯出場を決めることができる状況だ。

 ロシアW杯の出場を決めた前回大会のオーストラリア戦ではメンバー入りできずスタンド観戦していた遠藤は「その時の盛り上がりはすごく覚えているというか、そういった状況でピッチに立ちたいと思っていたので、今そのチャンスがあるのが楽しみですし、しっかり勝ちたいという思いは強い」と、W杯出場を決める勝利への意欲を見せた。

 遠藤は本大会のメンバーには選ばれたものの、出場機会がないまま終わったこともあり、「いろんな悔しさがある中で、今はずっと試合に出させてもらって自分としても中心としてやらないといけないという覚悟を持ってやらせてもらっている」との思いを口にし、「勝てば決まるところまできたので、アウェイですけど、しっかり勝ち点3を取りにいくような姿勢を見せたい」と主張した。

 引き分けという結果でも悪くないなか、各選手が勝ちに行くと語っていることについては、「基本的には点を取りに行く姿勢や勝ちに行く姿勢を見せた方が結果的に引き分けられる可能性も高いのかなと思う。バランスを見ないといけないですけど、皆んなの意識が統一されていることはいいことだと思っています」との見解を示しつつ、その上で相手の出方を各選手が「ピッチ内で感じて対応していくこと」の重要性を指摘した。

 また、オーストラリアとの一戦ではロングボールへの対応も鍵になってくることが予想されるなか、自身の立ち位置についても言及。「あまり下がりたくはない。DFの選手たちが跳ね返したところのセカンドを拾えるかどうかが大事なのかなと思う。後ろに入るより、ファーストのところで競りに行くべきなのか、後ろの選手が競ってオッケーなのかの判断が大事になるかなと思う」とコメントし、相手の出方を見つつ、「まずは自分たちのやるべきことを前面に出していくことが大事」との考えを口にした。

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By サッカーキング編集部

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