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U-21日本代表の大岩剛監督、ドバイ杯での海外組招集を示唆「ぜひそういう機会にしたい」

2022.03.03

オンラインでのメディア対応を行った大岩監督

 U-21日本代表の大岩剛監督が、3日にオンラインでのメディア対応を行った。

 2024年のパリ五輪を目指すU-21日本代表は、3月7日(月)〜9日(水)に候補メンバーでのトレーニングキャンプを実施。3日にその招集メンバーが発表された。また同日、今月末にアラブ首長国連邦で行われるドバイカップU-23に参加することも発表された。

 昨年12月に就任した大岩監督は、最初の活動となるトレーニングキャンプについて次のようにコメント。11日(金)にJ1リーグ第4節ヴィッセル神戸vs鹿島アントラーズを控えるFW小田裕太郎(神戸)やMF荒木遼太郎(鹿島)らの招集は難しかったとしつつ、今回選んだメンバーに期待を寄せている。

「限られた年代と限られた招集制限の中で、今回はJリーグの期間中ですし、チーム事情、コロナの状況などを加味した上での選考になります。できる限り可能な選手を招集しているので、まずはスタートすることが大事。今後成長する上で伸びしろがある、Jリーグで活躍している選手は逐一チェックしていますし、手元で確認して見極めたいです」

「短いトレーニングキャンプなので、練習できる時間、日にちも限られています。リーグ戦の最中なので、強度含め、コンセプトなどは落とし込むまでは至らないかもしれませんが、触りだけでも伝えたいです。時間がかかることなので、今回と月末で少しずつ積み上げることが大事かなと。すぐ上のカテゴリにはSAMURAI BLUE(A代表)があるので、そこをスタンダード、入っていくことを当然とした環境を作っていきたいです。強度や立ち振る舞いなど、選手にしっかり伝えていきたいです」

 また、大岩監督はドバイ杯でMF中井卓大(レアル・マドリードU-19/スペイン)やFW斉藤光毅(ロンメル/ベルギー)ら海外組を招集する可能性にも言及。「インターナショナルマッチデューティー(代表ウィーク)なので、ぜひそういう機会にしたいと思っています。今後の選考に関しては各クラブとの相談になるので、そういったところを含めて対応していきたいです」と、欧州でプレーする選手たちの招集を示唆した。

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