日本代表の中山 [写真]=金田慎平
30日、日本代表DF中山雄太(ズヴォレ)がメディア対応に応じた。
中山は27日に行われたFIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選・中国戦に、58分から途中出場しMF伊東純也のゴールをアシストした。まずは同試合を振り返り「結果を残せたこと、それでチームを少し楽にできたことは良かった点だと思います。アシスト自体は伊東選手が決めてくれたものだと思うので、結果がついてきて良かったです」とコメント。
注目が集まるDF長友佑都との左サイドバックのポジション争いに関しては「僕自身、最終予選が始まってまだスタートから出ていませんし、自分に足りないものがあるから(先発出場が)実現していないと思っているので、それを日々埋めて実現できるかもがいているところです。ライバルどうこうより、自分がさらに成長することができればチームの総合力にも繋がるし、自分の成長にも繋がるので、そのことだけを考えて日々取り組んでいます」と冷静に語った。
2月1日に迎えるサウジアラビアとの大一番に向けては「アウェイでの試合はベンチで見てましたが、立ち上がりはサウジが良くなかったのと、僕らがアクションをかけてボールを奪いにいった時は、相手が簡単に失うシーンやそこからカウンターに繋げられる場面もありました。サウジの時間ができていたのは、僕らがブロックを作ってスライドしないといけない時間帯。相手がボール握る時間が長くなった時に相手にとって特徴を出しやすい状況になっていたので、僕たちがアクションをかけてボールを奪いにいくような時間帯があれば、あるいはマイボールの時間を増やせれば、必然的に相手の特徴ややりたいことを消すことにも繋がるので、そこが大事になってくるかと思います」と言及した。
次戦へ向け、自身のプレー面については「ポゼッションというところでは、チームに落ち着きやバリエーション、ロングフィードやショートパスで攻撃にリズムを作れると思うので、そこは特徴として出していきたいと思いますけれども。前回のサウジアラビア戦でもサイドバックがフリーでボールを持ち上がれる状況が何回かあったので、フリーな時には中国戦じゃないですけど、クロスからのチャンスメイクができるよう頭の整理をして、また試合状況によって意識していきたいと思います」と意気込みを語った。
By サッカーキング編集部
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