フル出場を果たした吉田麻也 [写真]=Getty Images
日本代表DF吉田麻也が、16日に行われたFIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選・グループB第6節オマーン代表戦を振り返った。
前半を両チームともスコアレスで終えると、日本は81分に三笘薫のクロスを伊東純也が押し込み、先制点を獲得。日本はこのゴールを守り切り、1-0でオマーンに勝利を収めて2位に浮上した。
フル出場を果たした吉田は「なかなか点が入らず、焦れやすい試合でしたし、アウェイということで環境も難しいなか、我慢して我慢して勝ち点3をとれたことは大きい」と述べ、「他会場が引き分けもあったということで、順位も入れ替わったので、僕らにとって大きな、大きな勝ち点3だと思います」と喜びを語った。
その一方で「内容の部分ではもちろん満足していないですし、引き続き、もうちょっと試合を支配できる戦いをしないと苦しくなるというのはあります」と話した。
また、吉田はオマーンについて「相手は運動量が落ちず、最後まで頑張っていた」と振り返り、「(日本は)個の力ではがして後半チャンスをつかんでいこうと話していた」と明かし、「サイドから打開できたのでよかったと思いますけど、苦しい試合でした」と続けた。
日本は現状2位に浮上したものの、年明けに4試合を残している。吉田は「現状は勝ち続ければ自力でW杯を掴めるところまで来ていますし、引き続き緩むことなく、勝ち点を取らないといけない」として「まだまだ油断はできないし、一つのミスで大きく状況が変わるので、気を引き締めていきたいです」と意気込んだ。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト