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初戦で敗れたオマーンとの再戦へ…森保監督「分析された上でも選択肢を多く持って」

2021.11.15

日本代表の森保監督 [写真]=JFA

 15日、日本代表の森保一監督がFIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選オマーン戦の前日会見に臨んだ。

 ここまでW杯最終予選5試合を終えて3勝2敗の日本代表は、16日にオマーンとの再戦を迎える。森保監督は「オマーンとは最終予選の初戦(9/2)で我々は敗戦を喫していますし、同じ相手に二度負けられません。アウェイで厳しい戦いになると思いますが、その中でも我々は勝ち点3を取れるように、最善の準備をして試合に全力を尽くしたいと思います」とコメント。また「勝つということだけではなく、我々が何を目標として戦っているかというところを考えなければならないと思います。W杯出場権を掴み取るために、明日の試合はチーム一丸となって粘り強く最後まで戦い抜いて、勝ち点3を掴み取って次に繋げたいと思います」と語った。

 日本代表は直近の2試合で4-3-3のフォーメーションを採用しており、オマーン戦の選手起用にも注目が集まるが、森保監督は「ここ2試合は4-3-3で戦ってきていますが、その流れをベースに戦って行きたいと思います。ただ、試合の流れの中で臨機応変に対応していけるように、4-3-3や4-2-3-1、3-5-2や3-4-3などにも可変しながら戦っていけるよう選手たちには十分考えておいてほしいと思いますし、自分たちが与えられた時間の中で準備して行きたいと思います」と口にした。

 直近の2試合でスタメン入りしていたMF守田英正はオマーン戦で出場停止となるが、森保監督は「コンディション的には全ての選手が良い状態でトレーニングできていますので、そのポジションで活きる選手ならば誰が出てもチームとして機能すると思っています」とコメント。選手起用のポイントについては「その選手の特徴であったり、試合全体のものにする時に先発で使った方がいいのか、途中から試合の流れを見て、試合を決める・締める・コントロールするなど、そういうところを考えて。明日の練習の内容も見て考えてきたいと思います」と語った。

 そして、改めてオマーンの印象については「攻守においてのコンセプトが非常にはっきりしているチームかなと思います。これまでの試合を経て感じていることは、我々もそうですけど、一試合ごとに連携・連動の質は上がっているなと思っています。またオマーンの試合を見ていると、対戦相手を徹底的に分析してその対策を講じてくるということが、試合の内容にも表れているなと。明日の試合、我々もかなり分析されて難しい戦いになるとは思いますが、我々は分析された上でも選択肢を多く持って戦っていけるようにしなければならないなと思います」と言及している。

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