ベトナムを下した日本代表 [写真]=JFA
日本代表を率いる森保一監督が、11日に行われたFIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選・グループB第5節ベトナム戦を振り返った。
日本代表は17分、南野拓実のアシストから伊東純也が先制点をマーク。41分にはカウンターから伊東が2点目を挙げたかに思われたが、VARで取り消された。結局、日本代表はグループの最下位相手に辛くも1-0で勝ち切り、最終予選3勝目となった。
試合前に海外組のチャーター便がロシアで長時間の足止めを食らうなど、コンディション、連携面に不安を抱える難しい状況のなか試合を迎えた日本代表。森保監督は、辛勝となった試合を総括して次のように語った。
「まず我々は厳しい状況のなか、勝たなければいけない試合で、選手たちはプレッシャー下でもハードワークしてくれた。アウェイの難しい戦いで勝利を掴み取ってくれたことはよかったと思います。内容についても、ベトナムはテクニックにも優れていて、粘り強く戦ってくるチーム。そこに対して、ハードワークすることと、ゴールに向かって積極的に、アグレッシブにプレーするという、チャレンジの部分を出してくれて勝利できたことはよかったと思います」
攻撃面では物足りなさを覚える試合内容に。森保監督は、「まず勝つことが一番なので、そこを求めてやっていきたいと思います。その中で、無失点で厳しい戦いの中、しっかりチャンスを作って、得点を奪えて勝てたことはよかったと思います」と最低限の結果を評価した。また、「ただ、追加点を奪って、より我々が主導権を握って試合を進めるために、次の試合に向けて取り組んでいきたいと思います」と攻撃面の改善を課題に挙げている。
16日にはオマーン代表とアウェイで対戦。最終予選の初戦で黒星を喫した相手との再戦は「とても重要な試合になる」と語り、「一回負けた相手に、次アウェイとはいえ、しっかり勝って、W杯に向かって前進できるようにしたいと思います」と意気込みを示した。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト