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田中碧、ベトナム戦の勝利を喜ぶ「1-0だと試合内容が悪く見えがちですけど…」

2021.11.11

先発出場した田中碧 [写真]=JFA

日本代表MF田中碧が、11日に行われたFIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選・グループB第5節ベトナム戦を振り返った。

 日本代表は17分、南野拓実のアシストから伊東純也が先制点をマーク。41分にはカウンターから伊東が2点目を挙げたかに思われたが、VARで取り消された。結局、日本代表はグループの最下位相手に辛くも1-0で勝ち切り、最終予選3勝目となった。

 先発出場し、75分までプレーした田中は、「何はともあれ、勝ち点3を取れたのが一番の収穫です」と試合を振り返ってコメント。「どうしても1-0だと試合内容が悪く見えがちですけど、1-0で進めることも簡単ではなかったですし、しっかり勝ち点3を取ることが目標なので、よかったと思います」と、勝利を素直に喜んだ。

 日本代表は10月のオーストラリア代表戦と同じく4-3-3システムを採用し、田中、遠藤航、守田英正を中盤で先発起用。右インサイドハーフに入った田中は、他の2人よりもやや高めのポジションをとることが多かった。そんな同選手は、自身のパフォーマンスを次のように振り返っている。

「今日に関しては相手も5バックだったので、自分が下がるというより、間に立つ方が(相手も)嫌だと思って。ボールを触る回数は前回より少なかったですけど、なるべくポジションを我慢しながら間でプレーを心掛けていました。だけど、そこでもっともっと違いを作らないといけないということはやっていても感じますし、そこのクオリティが上がれば、ゴールにつながるチャンスが増えると思うので、そこのクオリティをもっと上げていかないといけないと思います」

 16日にはオマーン代表とアウェイで対戦する。最終予選の初戦で黒星を喫した相手との再戦に向けて、田中は次のように語った。

「難しい相手というのは、僕も前回の試合を見ているときに感じましたし、すごく統率の取れたチームだと思う。誰が出るかわかりませんけど、しっかりと準備して、相手を見てサッカーができれば、もっと良くなると思います。ゲーム内容がどうあれ、必ず勝ち点3を取らないといけないと思うので、そこにしっかりと準備してやれればいいかなと思います」

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