日本代表の森保監督 [写真]=Getty Images
日本代表の森保一監督が10日、ベトナム代表戦の前日会見に臨んだ。
FIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選に臨む日本代表は11日にベトナムと対戦する。同試合に向けて森保監督は「非常に厳しい試合になる。メンタル的にもフィジカル的にも試合に向けてあげている。チームとして連携・連動して組織的に戦えるように与えられた時間の中でいい準備をしたい」と意気込みを語った。
ベトナムの印象については「近年、非常に強いチームへと成長している。アジアでトップクラスの力をつけている」と警戒していることを明かしつつ、「明日は難しく、タフな試合になると思うが、我々が完全アウェイの厳しい環境の中でも勝ち点3を掴み取って、W杯へ向けて前進していきたいと思う」と勝利を誓った。
9日の午前中に到着予定だった欧州組11人を乗せた飛行機は給油トラブルの影響でロシアにて足止めされ、23時頃にホテルに到着する予定外の事態となった。このことに森保監督は「チーム全体の練習が予定されていたところができなくなったところはあるが、起こってしまったことは仕方がない。我々が試合に勝っていく、そして大きな目標を達成するためには、こういったアクシデントや想定外が起きたピンチを乗り越えて、試合に勝っていくという目標を達成しないと思っている」と前を向いていることを強調した。
また、到着が遅れた選手たちについては「機内にとどまらなければならないことはストレスだと思っていたが、実は休む時間ができたということで、選手たちは機内でも工夫してリラックスしていい休養が取れたと聞いている」ことも明かした森保監督。「チャーター機でベトナムへ向かった選手たちは日曜日に試合をしているので、休養、リカバリーして今日の練習をと考えていた。練習できなかったところは残念だが、機内で月火と疲労が取れたところはポジティブに受け取っている」として、ベトナム戦で起用する可能性を示唆した。
「明日のメンバー選考では、プレーできるということで考えていきたい。いつも通り最終的には練習を見て決めるが、選手たちは日常、所属クラブで存在感を発揮して代表に選ばれているので、体調をしっかり回復させて、普段通りの力を出してくれれば、日本代表の力になると思っている」
By サッカーキング編集部
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