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「形を持つこと」…課題を挙げた吉田麻也が必勝を誓う「勝ち点3を獲るために」

2021.10.11

サウジアラビア戦でフル出場だった吉田 [写真]=JFA

 日本代表のDF吉田麻也(サンプドリア/イタリア)が、オンライン上で取材に対応した。

 7日に行われたFIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選グループB第3節のサウジアラビア代表戦を0-1で敗れ、1勝2敗となった日本代表。12日に控えるオーストラリア戦を前に吉田は「チームが良くなるためにと常々話していますし、ピッチ内外、移動中含め、コミュニケーションを取れる間は改善する意識をしている。限られた時間で修正しないといけないので、大きく変えられるところはないですけど、精神的な準備をしっかりとしないといけないので、そこがメインですね」とチームの立て直しに取り組んでいることを明かした。

 また、「精神的な準備も必要ですけど、戦術的な準備も必要だと思う」と話した吉田は「オーストラリアの試合を見る限り、ある程度決まったパターンがあるように見受けられる。そこをうまく潰せるように。あるいは逆をつけるようには話している」と明かし、「昨日、今日と戦術的な確認はできる。ピッチの中では公式練習なので、非常に短い時間ではありますけど、練習前と後含めて、しっかり確認していきたい。もちろん、監督とも話しているので、全ては勝ち点3を獲るためにやっている」と意気込みを語った。

 勝利が求められるオーストラリア戦のポイントについては「まずは自分たちが積極性を取り戻さないといけないと思う。あとは選手間の距離感」が重要だと強調した。

「距離感が悪いと、ボールを失いたくないのでセーフティな選択になってしまって怖さが出なかったりする。特にこの間の後半、失点するまでの間くらいは、ボールが後ろにいく回数が多く、最初のタッチが後ろにいくことは非常に良くない。相手がそこを見て勢いよくやって来ていた。そのためには選手間の距離感が大事で、持った時に常に2つ、3つのオプションを持たないといけないので、そこをうまくやるためにどうするかを今やっているところです」

 そして、課題としては「形を持つこと」だと語った吉田は「アジアカップとかこれまでの試合でよかったときは距離感がよく、中島(翔哉)選手とか南野(拓実)選手など、狭いところで受けて前を向けて、コンビネーションを作れる選手がいたが、今はそこがちょっと欠けている部分だと思っている。ここに入ったらこうするというある程度のことを構築しないと、ボールを持って『さぁどうしよう』が局面で続くとテンポも上がらない。そこが大きな課題」と指摘しつつ、改善点を次のように挙げた。

「距離感を取り戻すためにはサポートのスピードを速くしないといけない。1歩2歩の違いで大きく変わる。サポートの距離感をよくして、テンポを上げていけば、少しずつパスが成功していけば、自信を取り戻していけると思う。まず積極性を取り戻していくためには、小さな成功体験を少しずつ積み重ねていかないといけない。試合の中でテンポよくボールを回して、ゲームを支配する時間を長くしてリズムを作ることが大事。特にホームですし、オーストラリアとはいつも拮抗した試合になるので、うまくそこでゲームを支配しないといけないと思う」

 敗れたサウジアラビア戦後には本田圭佑が自身の公式ツイッターで「日本代表の戦士たちよ。俺からはこの一言だけ伝えたい。大いにこの逆境を楽しめ」と投稿していたことを受け、吉田は「本田さんが言っていたようにこういう状況を楽しむことも重要だと思う」と語った一方で、「この責任をしっかりと受け止めて、自分たちで蒔いた種なので、自分たちが取り返さないといけないことも肝に銘じて戦わないといけない」と必勝を誓った。

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By サッカーキング編集部

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