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「歴史的な勝利」オマーン代表指揮官、準備・分析・戦術の成果語る「解決策見つけられなかったのでは」

終了間際の得点を喜ぶオマーン代表の選手たち [写真]=Getty Images

 FIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選、グループ第1節が2日に行われ、日本代表はオマーン代表をホームに向かえて対戦。試合終盤に痛恨の失点を喫し、前回大会に続き、最終予選で黒星スタートとなった。

 敵地での最終予選初戦で白星を手にしたオマーン代表のブランコ・イヴァンコヴィッチ監督は、「この勝利に心から興奮しています。歴史的な勝利です。ピッチ上で誠心誠意を尽くした結果、手に入れることができました。オマーンの人々も誇りに思ってほしいですね。これは未来につながる勝利です。監督としても誇りですし、選手たちは勝利に値するプレーをしてくれ、90分間試合をコントロールし、何度も危険な場面を作れました。選手は試合を心から楽しみ、全身全霊を尽くし、集中していました。これらのすべてが大事な勝利につながったと思います」と、大きな喜びを表現し、選手たちを称えた。

 オマーンは来日までにセルビアで約1カ月の合宿を実施。コンディションや戦術面でも日本を上回った。監督は合宿をセッティングしたサッカー協会に感謝を述べ、「合宿でのテーマはグループBでのサプライズを起こすことでした。選手にも伝えましたが、私たちは失うものが何もなく、どんな結果であっても得るものしかないということ。最終予選の初戦ですし、パフォーマンスが完璧ではないにしろ情熱を持ってプレーする、そして日本を驚かせようと話しました。戦術的にはハイプレスで相手を驚かせようとしました。日本の直近3、4試合とは違う体験だったと思います。私たちは自由に動いたし、日本の選手数人は驚いたと思います。そういう意味でもチャンスをしっかりとものにしたと思いますね」と、すべてがうまくいったと振り返った。

 試合は大雨となり、オマーンの選手たちも経験が少ない環境での試合となったが、「GKからどうビルドアップするかを考えました。(雨で)戦術的にできなくなったこともあります。特に守備面でリスクを避けるために例えばロングボールを出してセカンドボールを拾うようにするなど、戦術の微調整をして日本のゴールを目指し、それが成功しましたね。私たちの基本はパスを回すスタイルで、それも守りつつ、戦いました」と、イヴァンコヴィッチ監督采配の的中もあった。

 日本への対策も怠らず、「セルビアや韓国、キルギスなどとの試合をよく見て研究しました。日本はアジアでもベストチームの一つですが、どのチームにも弱点はあります。日本はスモールサイドでのプレーが多く、攻守の切り替えで私たちにもチャンスが生まれると思いました。引いて守るだけでなく、攻撃のチャンスがあれば積極的に生かそうとしましたし、90分間コンパクトにプレーしようと心掛けていました。日本が危険だと感じるプレーを多く出せたと思いますし、私たちのプレースタイルに対して最終的な解決策を見つけられなかったと思います」と胸を張っている。

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