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冨安健洋が明かす、イタリアでの苦悩「悩みながらプレーしていた」 東京五輪OA枠には「頼りになる先輩3人」

取材に応じた冨安

 日本代表に招集されたDF冨安健洋(ボローニャ/イタリア)がオンライン上で取材に対応した。

 今シーズン、冨安はボローニャで公式戦33試合に出場し、2ゴールを記録。シニシャ・ミハイロヴィッチ監督の信頼を得て、“守備の国”イタリアで活躍を続けている。だが、冨安本人は、周囲の評価とは異なる感覚を抱いているようだ。

「簡潔に言えば、いいシーズンではなかったかなと。1シーズン目もいいシーズンとは思っていなかったけど、なかなか難しかったかな」

「傍から見れば試合に出て、いいシーズンを送っていると思うかもしれないですが、去年から悩みながらプレーしていました。日本やベルギーで自分の良さが生きるやり方を蓄えてきたなかで、僕が考えてきたことと異なる戦術で型にはめられている感覚があって。監督に求められるやり方と、僕の考えとの間のギャップに苦しみながらやっていました」

 オンライン取材で、冨安は今シーズンが決して順風満帆なものではなかったことを明かした。シーズン途中には負傷離脱を経験し、チームもリーグ戦7試合未勝利のまま12位で今シーズンを終えた。外野からは想像もつかない苦悩を、冨安は抱えていたようだ。

 最終節・ユヴェントス戦では、右サイドバックを担当。チームにけが人が発生したこともあって、試合途中からは左サイドバックもこなした。センターバック以外のポジションも任されている状況について、冨安は「ボローニャのサッカーをやるのであれば、サイドバックの方が向いていると思います。サイドバックは自由度があるので、やりやすい」と語った。日本代表で担うポジションについては「どこでやるにしても変わらないですね。どこでもポジティブにやろうと思っています」と、起用方法に限らずチームに貢献する姿勢を強調した。

 冨安は、6月の国際親善試合に臨むU-24日本代表のメンバーに選出されている。東京五輪本番を想定して、今回の親善試合ではオーバーエイジ(OA)を3名招集。OA枠には吉田麻也(サンプドリア/イタリア)、酒井宏樹、遠藤航(シュトゥットガルト/ドイツ)が選ばれた。OA枠のメンバーについて、冨安は「頼りになる先輩3人ですし、ピッチ外でもいい影響を与えてくれると思います」と期待を寄せた。

 6月5日のU-24ガーナ代表戦は、冨安がプロデビューを果たしたアビスパ福岡の本拠地『ベスト電器スタジアム』で行われる。福岡県福岡市出身の冨安にとっては、“凱旋試合”となる。

「有観客か無観客か分からないですが、育ったクラブのホームスタジアムでできる。そこは嬉しく感じているし、成長した姿を見せられたらいいなと思います」とコメントしている。

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