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代表デビュー戦で2ゴール!…稲垣祥は手応え示すも「もっと均衡した試合に使ってもらえるように」

2021.03.30

代表デビュー戦で2ゴールを挙げた稲垣祥 [写真]=Getty Images

 日本代表MF稲垣祥が、30日に行われた2022 FIFAワールドカップ カタール・アジア2次予選兼AFCアジアカップ 中国2023予選のモンゴル代表戦を振り返った。

 追加招集で日本代表に初選出された稲垣は、モンゴル戦の64分に途中出場でA代表デビュー。すると、68分に早速代表初ゴールを挙げて日本のリードを7点に広げる。試合終了間際には強烈シュートをゴール右上隅に突き刺し、14-0の大勝に貢献した。

 稲垣は初出場で2ゴールを挙げた心境を問われ、「素直に嬉しいですし、周りの選手が点とってくださいっていう落としをしてくれて、チームメイトに感謝しています」とコメント。続けて、「限られた時間だけど(チームメイトとは)最大限のコミュニケーションを取ったし、あとは試合に入って感覚で合わせられればと思っていたので、その辺もよかったです。チームの練習でもシュートはやっていて、みんなに見せられていた。なので、ああやってみんな落としてくれて、やりやすいように周りがサポートしてくれたと思います」と述べ、練習が結果に結びついたことを喜んだ。

 稲垣は「最低限ですけど、今できる範囲でやれたかなと思います」と手応えを示した一方、「ただレベルの差はだいぶあったので、もっと均衡した試合に使ってもらえるように努力したいです」と更なる活躍を誓った。初の代表活動については、「最初は初招集の選手も多くて遠慮の部分や硬さはあったけど、日が経つにつれていろんな会話ができて自然体になっていって、練習から自分の良さが発揮できるようになったので、そういった意味でも国内組・海外組問わず、誰が出てもいいパフォーマンスが出せる準備はできていたし、意識が高いチームだったと思います」と振り返った。

 稲垣は続けて、「もっとJリーグの人気も上げていきたいし、それは自分含めてJでプレーする選手が100%でやることが人気につながると思います。あまり国内組と海外組を分けるのは好きじゃないですけど、国内でプレーしている選手はJリーグで活躍してストロングポイントを持っている選手。それぞれの特長は代表でもアピールすればやれていたと思うので、それはJリーグで普段やっている試合がそのまま代表に繋がっているかなと思います」とも語っている。

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