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10年ぶりの激突! 注目の日韓戦について知っておきたい7つのこと

2021.03.25

10年ぶりの日韓戦が行われる [写真]=Getty Images

 日本代表は25日、日産スタジアムで韓国代表との国際親善試合を戦う。2019年12月以来となる“日韓戦”。両国のプライドをかけた戦いは、試合終了のホイッスルがなるまで白熱したものとなるだろう。注目の一戦について、ここでは知っておきたい7つの情報を紹介する。

※断りがない限り、すべてA代表の日韓戦に関する情報になる
[写真]=Getty Images

■ここ10年はまったくの五分

日本と韓国による初めての国際試合は、1954年3月7日に日本の明治神宮外苑競技場(旧国立競技場の前身にあたる施設)で行われた。1954 FIFAワールドカップ 予選の第1戦として開催され、韓国が5-1で勝利。以来、国際Aマッチでは76回対戦し、日本の13勝23分け40敗(PK戦は引き分け扱い)となっている。大きく負け越しているが、ここ10年の戦績は2勝2分け2敗とまったくの五分。最新のFIFAランキングは、日本が27位、韓国が38位となっている。

■10年ぶりの親善試合

国際親善試合の“日韓戦”が行われるのは、2011年8月にキリンチャレンジカップで両国が対戦して以来10年ぶりのことになる。札幌ドームで行われた10年前の試合は、日本が3-0で勝利。香川真司(PAOK)の2ゴールと本田圭佑(ネフチ)の得点で完封勝利を収めた。その後は2年おきに、EAFF E-1サッカー選手権で対戦。4度戦って1勝1分け2敗と日本は負け越している(現在2連敗中)。いずれの試合も両国は国内組中心のメンバーで戦ってきたため、欧州組を交えての激突となるのは久々のことだ。それだけに熱く激しいゲームになるのは間違いない。

■前回対戦は韓国勝利

前回、両国が相まみえたのは、2019年12月に行われたEAFF E-1サッカー選手権2019だった。お互いに国内組のみで挑んだ試合は、韓国が1-0で勝利。日本にとっては引き分け以上で優勝が決まる一戦だったが、苦杯をなめた。日本は23名中14名が東京五輪世代と非常に若いメンバーで構成され、A代表で初の日韓戦を戦う選手も多かった。その試合でキャプテンを務めた佐々木翔(サンフレッチェ広島)と畠中槙之輔(横浜F・マリノス)は、今回の代表メンバーにも選出されている。彼らにとってはリベンジを果たすチャンスだ。

■韓国は“森保ジャパン”の天敵

“森保ジャパン”にとって、韓国は2度にわたりタイトルを阻まれてきた相手だ。2018年に行われたアジア競技大会では、森保一監督率いるU-21代表(現U-24世代の選手たちで構成されたチーム)が、U-23代表にオーバーエイジ枠のソン・フンミン(トッテナム)らが加わった韓国と決勝で激突。延長戦の末に1-2で敗れた。2019年のEAFF E-1サッカー選手権でも、タイトルを懸けた一戦で敗れたのは前述のとおりだ。ただし森保監督は現役時代、日韓戦に3度出場してすべてドロー(うち1試合はPK勝ち)。宿敵相手に負けたことがない。相性が悪いわけではなく、今回こそは白星を狙う。

■誰が決めても日韓戦初得点

森保監督が今回招集した23人のうち、8人が初招集(ケガで不参加となった原川力、坂元達裕を含めれば10人)。どの選手がA代表デビューを果たすのか気になるところだが、スコアラーにも注目したい。というのも、誰が決めても日韓戦初得点になるからだ。代表15得点の大迫勇也(ブレーメン)にしても、同12得点の南野拓実(サウサンプトン)にしても、A代表の日韓戦に出場した経験がない。そんな中で活躍が期待されるのが浅野拓磨だろう。2016年のAFC U-23選手権決勝では、韓国相手に2ゴールをマーク。鮮烈なプレーを見せて、チームを優勝に導いた。得点後の“ジャガーポーズ”を覚えているファンも多いだろう。今回も韓国キラーぶりを発揮するだろうか。

■必見のマッチアップ

韓国代表には、3人の現役Jリーガーだけでなく、5人の“元”Jリーガーも選ばれている。互いをよく知る選手同士のマッチアップにも注目だ。大迫とパク・チュホ(水原FC)は鹿島アントラーズの元同僚。同期入団の2人はゴール前で熱い火花を散らすだろう。また冨安健洋(ボローニャ)とウォン・ドゥジェ(蔚山現代)はアビスパ福岡で共闘。2人のセンターバック対決も見ものだ。ガンバ大阪に所属するキム・ヨンゴォンは、注意すべき選手に南野の名前を挙げている。攻守の要となる両者のバトルは勝敗の行方を大きく左右するかもしれない。

■韓国の欧州組は若き至宝2人

9人の欧州組を招集できた日本に対して、韓国でメンバーに残った欧州組は20歳のイ・ガンインと21歳のチョン・ウヨンの2人だけ。いずれも“韓国の至宝”として期待されるアタッカーで、イ・ガンインはスペインのバレンシア、チョン・ウヨンはドイツのフライブルクで活躍している。久保建英のライバルとして比較されることも多いイ・ガンインに対する韓国国民の関心度は高く、彼がどれだけ活躍できるかが、今回の日韓戦における最大の注目ポイントと報じるメディアもあるほどだ。一方、チョン・ウヨンはA代表初招集。それでもソン・フンミンやファン・ヒチャン(ライプツィヒ)が不在のため、この日韓戦で早速デビューする可能性がある。今夏の東京五輪出場が濃厚とされる2人のプレーからも目が離せない。

(記事/Footmedia)

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By Footmedia

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