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東京五輪代表がアルゼンチンと2連戦、反町JFA技術委員長「思惑が一致」

オンライン会見でアルゼンチンとの2連戦決定の経緯を説明した反町技術委員長

 日本サッカー協会は1日、U-24日本代表が東京オリンピックに向けた強化試合として3月26日に東京スタジアム、29日に北九州スタジアムで、オリンピック出場権を獲得しているU-24アルゼンチン代表と国際親善試合を2連戦で行うと発表した。

 JFAの反町康治技術委員長がオンライン会見に登場。首都圏の1都3県に緊急事態宣言が出ている状況で、海外の国を招いての試合発表となった点について、「現在は明日試合があってもできない状況です。ただ、(3月30日に千葉で)サムライブルーとモンゴル代表の試合もありますし、五輪代表も3月に活動したい。その準備をしっかりと、間違いなくやっていくということです」とコメント。

 海外からの入国制限もかかっている状況だが、A代表のモンゴル戦開催に向けて、アスリートトラックの再開も視野に入れているようで、「五輪まで半年を切っている状況ですし、強化をしたい思惑が互いに一致しました。(開催できる)目途が立ったかは政府のみぞ知るということです。ただ、状況が緩和した場合に何もなかったというわけにはいかないので、このタイミングで発表しました。感染対策はガイドラインに従いますし、五輪出場国を招いてやるので、厳重にやるのは間違いありません。移動も公共交通機関は使わず、チャーター機で北九州に行くことを考えています。万全の準備をして、親善試合をしたいと思っています」と話す。

 26日に東京、29日に北九州で開催することは以前から発表されており、移動を伴う開催となるが、「国内のいろいろな地域で代表の試合をしたいということを示していた中、開催がなくなった試合もありました。代表の試合を観ていただきたいという気持ちもあります。移動プランも立てており、ガイドライン、プロトコルもあるので、完全に対策した上でやっていきたいと考えています」と言及。

 一方でアルゼンチンの来日可否や、国内の感染状況も開催時まで不透明のままなので、「(Bプランは)何を行うにもリスクマネジメントはしないといけません。言えませんが、考えてはいます。集合時に集まれるプランを考えておくのが我々の仕事です。アップデートした情報の中で準備するしかない。できる限りの準備をして、天命を待つしかないです」と、実施できる形の中で最大化を図っていくようだ。

 現段階での発表はナイトゲームでの開催予定のみとなっており、チケット発売の有無などは未発表。有観客での開催については、「その時の政府方針に従うのが我々のスタンスです。Jリーグが観客を入れている状況であれば、できれば同様な状況にしたいとは考えています。万全な対策でやりたいですし、アルゼンチン代表を見たいと思う方もいると思うので、応えたい気持ちはあります」と、意向を示した。

 アルゼンチンは2004と2008の五輪で金メダルを獲得。東京五輪の南米予選も1位で通過している。強豪国との対戦決定について「本大会で力を発揮している、伝統もある素晴らしいチームとガチンコでやれることは嬉しいし、楽しみです。我々の現在地を知ることで、今後の方針を変える必要があるかもしれない。その先のW杯などへも強い経験を与えてくれると思います。本大会と今後のA代表への強化にもプラスになる、最高の相手です」と率直に喜びの気持ちを明かす。

 海外でプレーする選手たちの招集については、FIFAがインターナショナルマッチデーにおける招集を国や自治体の状況によって所属クラブが拒否できる特別措置を継続しているため、満足なチームを組めない可能性もある。反町技術委員長は「その時のチーム、州、県、市、国によって対応が違います。我々としては滅多にない機会なので、五輪へのベストチームを作りたいと考えています。クラブ含め、交渉したい」と希望を示し、同タイミングで活動するA代表とのすみ分けについては、「(A代表を指揮する)森保監督、(五輪本大会前までU-24代表を指揮する)横内コーチの話し合いになります。W杯予選は公式戦ですし、2次予選突破のためにモンゴル戦は重要と、我々も理解しています。そこをどう考えるか。相談には乗りますが、彼らの考え方に依ることになります」と見通している。

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