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“オール海外組”の日本代表…今季公式戦で最もプレーしている選手は?

日本代表に招集されたメンバーたち [写真]=Getty Images

 オーストリアに遠征中の日本代表は13日にパナマ代表、17日にメキシコ代表との国際親善試合を戦う。新型コロナウイルスの影響で今回の招集メンバーも“オール海外組”となったが、所属クラブで最も長くプレーしているのはどの選手なのか。ここでは公式戦の出場時間を集計し、各ポジション別にまとめてみた。

※データは移籍情報サイト『transfermarkt』を参照
※リザーブチームでの出場時間は集計対象外
※カッコ内は(所属クラブ/出場試合数/出場時間/得点)。得点の記載がない選手に関しては、今季無得点

▼GK

シュミット・ダニエル、川島永嗣

[写真]=Getty Images

シュミット・ダニエル(シント・トロイデン/2試合/180分)
川島永嗣(ストラスブール/2試合/180分)
権田修一(ポルティモネンセ/0試合/0分)

 各ポジションのなかで最もプレー時間が短いのがGKだ。権田は今季クラブで出場機会がなく、川島もシュミット・ダニエルもここまで2試合の出場にとどまっている。ただシュミットは直近の2試合に先発出場。今季初出場となったスタンダール・リエージュ戦ではクリーンシートを達成した。10月の代表戦は、カメルーン戦で権田、コートジボワール戦でシュミットがゴールを守ったが、今回も森保監督の起用法に注目が集まる。

▼DF

酒井宏樹、冨安健洋、板倉滉、吉田麻也

[写真]=Getty Images

酒井宏樹(マルセイユ/11試合/979分)
冨安健洋(ボローニャ/8試合/720分)
板倉滉(フローニンゲン/8試合/720分)
植田直通(サークル・ブルージュ/7試合/630分)
吉田麻也(サンプドリア/7試合/494分)
室屋成(ハノーファー/7試合/446分)
菅原由勢(AZ/6試合/253分)
長友佑都(マルセイユ/3試合/227分)

 DFで今季最も長くピッチに立っているのは酒井だった。出場停止だった直近のストラスブール戦以外は、公式戦全試合に出場。待望のチャンピオンズリーグデビューも果たし、さらに経験を重ねている。

 酒井に次いで720分の出場時間で並んだのが、富安と板倉の東京オリンピック世代2人だ。富安はボローニャ、板倉はフローニンゲンで全試合に出場しており、ここまで休みなく働いている。なかでも10月の代表戦で出番のなかった板倉は、オランダでセンターバックとしての評価を高めており、今回の2連戦で実力をアピールしたいところだろう。

 “出場時間”では上記3人に劣るが、前回のコートジボワール戦で決勝点を決めた植田と、イタリアで「守備陣のリーダー」と高い評価を受ける吉田も、所属クラブで主力の座を勝ち得ている。ある程度の序列は存在するものの、センターバックはどの選手もクラブで継続的にプレーしており、最も安心して見ていられるポジションと言えるかもしれない。

 一方、サイドバックのポジションを争う室屋、菅原、長友の3人は、クラブでレギュラーポジションを掴めていない。日本代表での経験値は、長友が頭一つ以上抜けているものの、クラブレベルの活躍度においては横一線という状況だ。パナマとメキシコ相手にどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、こちらも注目は尽きない。

▼MF

伊東純也、遠藤航、久保建英、南野拓実

[写真]=Getty Images

伊東純也(ヘンク/11試合/907分/2ゴール)
橋本拳人(ロストフ/13試合/807分/5ゴール)
遠藤航(シュトゥットガルト/8試合/720分)
原口元気(ハノーファー/8試合/681分/1ゴール)
鎌田大地(フランクフルト/8試合/657分/1ゴール)
柴崎岳(レガネス/10試合/630分/1ゴール)
三好康児(アントワープ/11試合/582分/1ゴール)
中山雄太(ズヴォレ/7試合/538分/1ゴール)
久保建英(ビジャレアル/12試合/426分/1ゴール)
南野拓実(リヴァプール/9試合/356分/3ゴール)

 最多10人が名を連ねたMFで、最も長くプレーしている選手は伊東だった。欠場したのは1試合のみ。先月下旬には新型コロナウイルスの陽性反応が出たものの、直近のシント・トロイデン戦で先制点をアシストするなど好調をキープしている。

 もっとも、伊東以上に調子の良さをアピールしているのが橋本だ。今年7月にFC東京からロストフに完全移籍を果たすと、ここまで13試合に出場して5ゴールをマーク。得点数はチームトップと驚きの変貌を遂げている。オランダへの入国制限もあって10月の代表活動に招集されなかった分、今回の2連戦でそのプレーを見てみたいファンは多いのではないだろうか。

 遠藤、原口、鎌田の“ドイツ組”もチームの主軸として活躍中。スペイン挑戦4年目となる柴崎も、2部とはいえ、不動のレギュラーとして存在感を見せている。日本代表でも中心的な役割を担う彼らがコンスタントにプレーしているのは森保監督にとっても心強いはずだ。

 三好、中山、久保の東京オリンピック世代も各クラブで奮闘している。三好と久保はヨーロッパリーグ(EL)でここまで全試合に出場。リーグ戦での出番が限られているため、“出場時間”は他の選手ほど長くないものの、“出場試合数”は共に二桁を記録しており、コンディションに大きな不安はないだろう。2列目のポジションを争う中島翔哉(ポルト)や堂安律(ビーレフェルト)が不在の今回はポジション奪取へのチャンスでもある。

 一方で南野は今が正念場かもしれない。10月の代表活動以降、リヴァプールでは3試合・97分間の出場、スタメン起用は1回と出場機会が減っている。とはいえ、ポジションを争うライバルたちはいずれも世界トップレベルの選手であり、本人も現状をネガティブに捉えていないようだ。「『ここ(日本代表)で何か示したい』という気持ちが強い」というコメントを残しており、有言実行に期待したいところだ。

▼FW

浅野拓磨、鈴木武蔵

[写真]=Getty Images

浅野拓磨(パルチザン・ベオグラード/17試合/1481分/8ゴール)
鈴木武蔵(ベールスホット/8試合/494分/5ゴール)

 FW登録は2人。上記の数字が示すとおり、両選手ともに所属クラブでしっかりとした結果を残している。浅野は今季の初戦が8月1日とかなり早かったこともあり、今回の招集メンバーのなかで最多の17試合に出場。プレー時間も唯一の“1000分超え”を達成している。加えて8ゴールと結果も出しており、橋本同様、「いま代表で見てみたい選手」の一人と言えるだろう。一方の鈴木も8月に北海道コンサドーレ札幌からベールスホットに移籍してから、494分間の出場で5ゴールを記録している。初の海外挑戦ながら、“90分の出場につき1ゴール”に近いペースで得点を重ねており、日本代表でもネットを揺らす姿を見てみたい。

(記事/Footmedia)

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