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JFA反町技術委員長、吉田ら経験ある日本代表選手の姿勢称える 11月はメキシコ戦と「もう1試合」を調整中

オンラインでの取材に応じた反町技術委員長

 JFA(日本サッカー協会)は21日、技術委員会を開催。終了後に反町康治技術委員長がオンラインでの取材に応じた。

 10月にオランダで行われた約1年ぶりとなるフル代表の活動は、新型コロナウイルスの影響によりJリーグ組を招集せず、海外組のみの編成で臨み、カメルーンとスコアレスドロー、コートジボワールには1-0の勝利で終わった。反町委員長は技術委員会で総括された活動の振り返りについては、多くは話せないとしつつ、「例えば、カタール・ワールドカップ2次予選でやってきたことと比べると、練習の強度が高くできた。GPSをつけて練習していますが、1年前に比べても1.5倍くらいの強度でできています。海外勢は日本に帰ってきてからになると、練習でそこまで強度を出せませんが、移動時間が短く、時差がなければ集中できる。トレーニング強度においても見出すことができた。いい練習から、いい試合という点で特に2戦目は強度が高くやれました。選手も必死になってやってくれたことがあるし、数値、指針として一つ出せたと思います」と、具体例で効果があった点を挙げた。

 代表合宿では、経験豊富な選手たちの行動や態度、発言などに感銘を受けたようで、「会うのが十何年ぶり」だったという吉田麻也をはじめとした選手ついて反町委員長は、「えらい大人になっていたと思いました。僕が恥ずかしくなるくらい、まともなコメントをしていて。風格が出てきて、キャラクター的にも偉ぶっていません。柴崎や川島もそうでしたが、食事会場に最後まで残っていて。(新型コロナウイルス対策として)部屋の行き来ができない中、広い食事会場で距離を保ちながら、話をしている。それは僕から見るとすごく嬉しい話です。サッカーの話、そうではない話をする中でも、(経験の浅い選手は)学びが十分あったのではないかなと。僕も監督の時は選手に、『性格がプレーに出る』と言っていました。若手の聞く姿勢もそうですし、先輩の偉ぶらないで話す姿勢もそうです。みんな人格、性格が良い、しっかりしていると思いました。そういう集合体でよかった。長友(佑都)、岡崎(慎司)がいても同じように振る舞っていたと思います。彼らも若い時にきにそういった経験をしているので、(代表活動が)いい形で回っていると思いました」と、称えている。

 2021年へ延期となった東京オリンピックへ向けての強化もストップしている状況だが、五輪代表については「1チーム2カテゴリー」として、フル代表とミックスしながら底上げを図る。一方で、11月もヨーロッパで試合を予定しているフル代表への合流が難しいことが予想される国内組について、「Jリーグのタイトなスケジュールの中、頭角を現した選手もいます。招集して現状を把握したい気持ちは十分にあります。どこかで集める、試合をするアイデアについて持ち寄っている段階で、やるとは言えませんが、今年中にどこかでやりたいという考えは持っています」と、年内での活動について視野に入れていると明かしている。

 11月のフル代表の活動はオーストリアでのメキシコ戦(17日)が発表済。インターナショナルマッチウィークでもあるため、もう1試合を組むことが可能だが、「せっかく行く機会なので、1試合では消化不良になるので、できれば2試合やりたい」と、もう1カ国とのマッチメイクを調整していると示唆。また、オーストリアの都市、グラーツには元日本代表監督のイビチャ・オシム氏が暮らしていることもあり、同都市で試合開催となれば会う機会を設けられるかもしれない。反町委員長は「個人的には会いたい」としつつ、「この状況下で会いに行くのは、同じ場所であってもどうなのか、ということはしっかり考えないといけません。団体としてそういった行動をすることは、十二分にマイナスになることがあるので、何とも言えません」と、慎重な姿勢を示している。

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