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フットサル日本代表、タイ代表との国内2連戦は1勝1敗と最低限の結果に

フットサル日本代表のガルシア監督(右)

 10月にAFCフットサル選手権2019東地区予選を控えるフットサル日本代表が、9月23日にシティホールプラザアオーレ長岡(新潟県長岡市)、25日に武田テバオーシャンアリーナ(愛知県名古屋市)で、フットサルタイ代表との国際親善試合を行った。

 アオーレ長岡での初戦は、前売券が完売し注目を集めた。アジアの中でイランに次ぐ強豪と呼ばれる日本は、圧勝して次戦に向け弾みをつけたいところだったが、タイの日本対策に苦戦する。シンプルな攻撃で日本のゴールを脅かすタイは11分、セットプレーからFPジラワットがゴールを決め先制。1点を追う展開となった日本だったが、失点直後にチャンスを迎える。FP吉川智貴のコーナーキックをファーサイドのFP皆本晃が受けて折り返し、吉川がシュートを放つがこれはクロスバーを叩き、得点とはならなかった。その後も同点ゴールを狙う日本だったが、前半残り40秒、バックパスの反則からタイ代表にフリーキックを与えてしまい、この流れから失点。0-2で前半を折り返す。

 2点ビハインドで迎えた後半、まずは1点を返したい日本は立ち上がりから積極的にゴールを狙う。FP森岡薫がフィジカルの強さを生かしゴールに向かうがファウルで倒され、FP加藤未渚実のシュートはポストに阻まれるなど、得点を奪うことができない。試合時間が残り少なくなる中、4分を残しFP仁部屋和弘をGKに置きパワープレーを開始。しかし、ゴールが奪えないまま終盤を迎える。無得点のまま試合を終えるかに思えた終了間際、残り2.7秒でFP加藤がゴールを決めた日本だったが、反撃及ばず試合終了。第1戦を敗戦で終えた。

 試合後の選手が口々に「満員の会場の雰囲気と、圧倒して勝つという気合いが空回りした」と話す中、この日ゲームキャプテンを務めた吉川は「スタートのメンバーを含め選手全員が悪くはなかったと思うが、最高の状態では試合に入れなかった印象がある。会場の雰囲気も少なからず影響したが、それを言い訳にしていてはいけない。今回は日本での開催だが、実際に大会に入ったらアウェイの雰囲気になることもあり、慣れなくてはいけない部分」と語った。

 中1日で迎えた第2戦では、立ち上がりに危ないシーンを作られながらも、4分にフリーキックを獲得。FP加藤のヒールパスをFP森岡が流し込み先制に成功した。追加点を狙いながらもゴールを奪えない日本は、2分を残しタイムアウトを取る。しかし、タイムアウト明けにキックインからのボールをカットされ失点。同点で前半を折り返した。

 2連敗を避けなくてはならない日本は、後半立ち上がりから追加点を狙う。タイに危ない場面を作られながらも、後半から出場したGK関口優志の好セーブにも助けられ、失点することなく後半終盤を迎えた。36分、FP室田祐希が左足で放ったシュートが相手GKにはじかれると、ここにFP星翔太が詰め、追加点を奪う。4分近くを残し、パワープレーを開始したタイに対し、パワープレー返しでさらなるゴールを狙う日本は、終了間際に得たキックインからFP星がゴールを挙げ3-1。このまま試合が終了し、2戦で1勝1敗と最低限の結果で国内での親善試合を終えた。

 チームの平均年齢も高く、ベテラン選手の招集に疑問の声も上がる中、ブルーノ・ガルシア監督は「森岡選手、(星)翔太選手はスペシャリスト。フットサルというスポーツは、バスケットボールやハンドボールに近い存在であり、専門職のポジションの選手が際立つ。私の願いとしては、メンバーリストの年齢ではなく出場した時間の中での高い専門性に注目をしていただきたい。ここまで進んできているW杯へのプロジェクトが、今後も森岡選手を中心に進んでいくと捉えられているのであればそれは間違いであり、私もそうは考えていない」と話した。

 2016年のフットサルW杯出場を逃したフットサル日本代表は、2020年にリトアニアで開催されるW杯で2大会ぶりの出場を目指す。W杯予選を兼ねたAFCフットサル選手権トルクメニスタン2020に出場する権利を得るため、10月中旬にはAFCフットサル選手権2019東地区予選に臨む。

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