先制点を決め、吠える宮代大聖 [写真]=Getty Images
FIFA U-20ワールドカップ ポーランド2019・グループステージ第2節が26日に行われ、U-20日本代表とU-20メキシコ代表が対戦した。
エクアドルとの初戦を1-1のドローで終えた日本は東俊希、伊藤洋輝、郷家友太の3選手を鈴木冬一、藤本寛也、宮代大聖に変更。イタリアに1-2で敗れて、黒星発進となったメキシコはベティス所属のディエゴ・ライネスらが先発に名を連ねた。
ペースを掴んだ日本は21分、相手選手が負傷でピッチの外に出ている間に数的優位の状況を突く。鈴木の左クロスがクリアされたところを拾った藤本がエリア内左に浮き球のパスをすると、反応した宮代が左足でファーサイドに流し込んで先制。宮代にとって19歳の誕生日当日のバースデーゴールとなった。
35分には右アーリークロスを田川がボレーで合わせたがオフサイドの判定で残念ながらノーゴール。守備では立ち上がりに好機を作られた以外はエリア内への侵入をほとんど許さず、日本ペースと言える前半を終える。
後半、追加点を早めに取りたい日本は52分、右サイドのCKを藤本が蹴ると、ニアサイドに走り込んだ田川が頭でこすって逆サイドへと決めて、2トップが仕事。リードを広げる。手を緩めない日本は76分にも投入直後の中村敬斗、田川とつないで、宮代がこの日2点目を獲得した。
守備陣もシャットアウトした日本は3-0の完封勝利で大会初白星。勝ち点を4に伸ばし、決勝トーナメント進出へ近づいた。日本は29日の第3節でイタリアと対戦する。
【スコア】
U-20日本代表 3-0 U-20メキシコ代表
【得点者】
1-0 21分 宮代大聖(日本)
2-0 52分 田川亨介(日本)
3-0 76分 宮代大聖(日本)
【スターティングメンバー】
日本(4-4-2)
若原智哉;菅原由勢、瀬古歩夢、小林友希、鈴木冬一;斉藤光毅(76分 中村敬斗)、齊藤未月、藤本寛也(81分 伊藤洋輝)、山田康太;宮代大聖(87分 原大智)、田川亨介