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吉田麻也が新キャプテンに意気込みを語る「認めてもらえるように…」

2018.10.15

日本代表の新キャプテンとなった吉田麻也

 2010年から長谷部誠が担ってきたキャプテンを託された。「自分が持っている信念の形で、チームを引っ張っていきたい」。“新キャプテン”としての初陣を前に、吉田麻也が決意を新たにした。

 今回、森保一監督は、「代表の中でもトップクラスの経験を持っている。向上心を持って、全力を尽くしていること、そしてチームを機能させるために周りとコミュニケーションを取っているのを見て決めました」と30歳のDFを新キャプテンに指名した。

 吉田は日本代表のキャプテンに任命されたことで、心境の変化は「ないです」としつつも、「公私ともにその話を聞かれなくて済むので、正直ホッとしています」と胸の内を明かした。「この3カ月会う人会う人、その話ばっかりで……。正直しんどいなと思っていた」と苦笑いを浮かべながら率直な感想を口にした。

「ベルギーに負けた日から、ずっとアジアカップでどうやったら勝てるかを考えていた。そこに導くために引っ張っていかなくてはいけない。サポーター、監督はもちろん、チームメイトにも認めてもらえるようにしたい」

 ウルグアイはFIFAランキング5位の強豪国だ。堂安律や中島翔哉ら若手選手には、その実力を「感じてもらいたい」と話す。「彼らはすごく良いものを持っている。それを強豪相手に出していってほしい」とキャプテンらしく期待を寄せた。

 日本は森保新体制となり、2試合連続3-0で勝利している。しかし、ロシア・ワールドカップを経験した吉田は「ポット1に入るようなチームと対等に戦えるレベルには達していない」と現状を分析する。

「乾(貴士)も(原口)元気も自分の良さは持っているけど、チームのためにハードワークしていた。(ウルグアイ戦は)守備にかかる時間は長くなると思う。でも、そこを踏ん張ってやってもらわなければいけない。自分の良さを出しつつ、チームのために働いてほしい」

 ウルグアイ戦がタフな試合になるのは間違いない。吉田自身も個の力を発揮しながら、新キャプテンとしてチームを引っ張る姿を示す。

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