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「今までなかった自分の形」…堂安律が代表デビュー戦で見せたオランダでの進化

日本代表デビューを飾った堂安律 [写真]=兼子愼一郎

 代表デビュー戦で、オランダで遂げた進化を披露した。日本代表MF堂安律(フローニンゲン)は、11日に行われたキリンチャレンジカップ2018のコスタリカ戦でフル代表デビュー。「すごく緊張していたけど、いい経験だなと思いながら試合に入りました」。先発出場で堂々のプレーを見せたものの、ノーゴールに終わり、85分にピッチを後にした。

 初ゴールこそ逃したが、充実のデビュー戦だった。「チャンスも2本ありましたし、そういうところではすごく楽しめました」。最大の見せ場の1つは59分、相手DFの背後を突いた堂安は、小林悠のスルーパスでペナルティエリア左に抜け出し、技ありのループシュート。だが、惜しくもボールはGKに当たり、ゴールラインぎりぎりでDFにクリアされた。「GKが完全に寝転ぶと思ったので、ちょんと蹴って、観客が黙って(いる中で)、ボールが入っていくイメージだったんですけど……やられました」。

 もう1つのチャンスはその5分後に訪れた。64分にエリア内でこぼれ球を拾うと、1人かわし、利き足とは逆の右足でシュートを放ったが、枠を捉えられなかった。それでも。立て続けに迎えた2つのチャンスには、オランダでの戦いの中で遂げた進化が詰まっていた。

「(ループシュートのシーンは)ああいう背後に抜ける動きは、オランダで磨きをかけた部分でもあったので、今までなかった自分の形でしたし、ああやって(パスを)出してくれるチームメイトもいたので、決めたかったです。右足も練習しているので、ああいう形も今までなかった。背後に抜ける動きと、右足(でのシュート)という、今までの左足だけじゃないシュートパターンの2本だったので、幅広いプレイヤーになっていくための収穫のあるシーンでした」。

 さらに79分には、エリア手前で自らFKを得ると、代表の新FKキッカーとして注目されていた天野純に「『蹴らしてくれ』とは言いました」と直談判し、持ち前のゴールへの貪欲な姿勢を見せた。それだけにノーゴールの悔しさは大きい。「アピールできたと思いましたけど、自分の特徴であるゴールという結果につながなかったので、そこは反省というか、少し悔しい気持ちが残ります」。

 次の代表戦は約1カ月後、10月のパナマ戦(12日)とウルグアイ戦(16日)になる。「また来月(代表メンバーに)選ばれれば、先月よりもたくましくなったなという姿を見せられる選手になりたいです」。次のチャンスに向けて、堂安の進化は止まらない。

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