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田嶋会長、森保監督の五輪代表との兼任は「よりスムーズにいくため」

2018.07.26

記者会見に出席した田嶋幸三氏 [写真]=Getty Images

 日本サッカー協会は26日、日本代表の新指揮官に森保一氏が就任することを発表し、新監督就任会見を行った。

 初めに日本サッカー協会会長の田嶋幸三氏は「本日の臨時技術員会、そして理事会を経て、正式に森保一さんをサムライブルーの監督として紹介することができるようになりました」と森保新監督の就任を発表し、次のように続けた。

「森保氏については説明するまでもなく、Jリーグでチャンピオン3回、そしてU-20のコーチ、トレセンコーチ、キッズインストラクターと、下は幼稚園の子どもたちからトッププロまでの全てのレベルの指導をしてきた経歴を持っている」

「今は、世代交代待ったなしの時で、彼はオリンピックと日本代表両方の監督という2つの重要な役割を担ってもらう。世代交代を実現していくためには、この2つを兼ねている方がよりスムーズにいくというそのメリットを選んだ。今まで見てきて、選手の取り合いになることもあった。そういう中で一人の監督が務める良さをみて、今の代表チームに必要なのは森保監督だと思った」

 最後に田嶋会長は「オリンピック、その後のW杯を戦う上で森保さんが最も適している。今までと同様に応援してもらいたい。我々、オールジャパンで森保さんをサポートしていきたい」と新体制へのサポートを求めた。

 また、日本サッカー協会の技術委員長である関塚隆氏は「これまで技術委員会を通して様々な議論をしてきた」と新監督就任までの過程を語った。

「日本サッカーが進んできた中で、日本でプレイヤーとして実績を残し、そして指導レベルとしても十分任せられる人材が育ってきた。そういう中で私は、森保氏をサムライブルーの監督として一番の適任者だと考えました」

「世界を戦うためにいかにサポートしていくか、技術委員会としてもこれが使命だと思っている。技術委員長として、これから東京オリンピック、そしてW杯を兼任する森保氏をしっかりと支えていきたい」

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