2018.07.03

16強の壁越えられず…セルジオ越後氏「8年、12年という年月での強化を考えよ」

ベルギー戦後、サポーターに挨拶をする日本代表 [写真]=Getty Images
日本サッカー界のご意見番。

 日本代表は2日、2018 FIFAワールドカップ ロシア・決勝トーナメント1回戦でベルギー代表と対戦。48分に原口元気が先制点を決め、52分には乾貴士が追加点を挙げて2点先行したが、FIFAランキング3位の強豪に反撃を許し、同点で迎えた後半アディショナルタイムに劇的ゴールを決められ、逆転負け。大健闘したものの、初のベスト8入りには惜しくも届かなかった。

 試合後、サッカー解説者のセルジオ越後氏に話を聞き、試合を振り返ってもらった。

「2-0とリードを得た時、今日こそすべきボール回しができなかった。身長の高いフェライニが投入されてから、交代策の判断は遅かった。最後に逆転をされてしまったのは、そこまでに作られていたチャンスなどで消耗し、もともとあった力の差が出てしまったということだろう」

「南アフリカやブラジル大会を経験した選手たちが、これで代表を離れる可能性があるよね。対戦したベルギーや近年のドイツ、リオ五輪組を起用して世代交代を図ったブラジルなどはチームを若返らせて、そこから強くなっていった。その環境整備が重要だ」

「W杯が終わった瞬間から始まり。8年、12年という単位で考えて強化しないと世界との差は縮まらないよ。監督がどうこう、という以前に選手全体の質や強化のやり方の問題。国内で試合をやり、お金を稼ぐということはもちろん必要なことだが、それをしっかりと投資することができているのか。例えば、東京五輪世代のチーム強化はどうなのか。現状だと、いつ、どこで試合をしているか、見ている側もわからないような状況と言わざるを得ない。東京五輪の重要度が今回の結果もあって増した。すでに2年は遅れていると言っていい状況だ」

「4年ずつで区切っていてはいつまで経っても同じだし、同じ失敗が起こる。試合はギリギリで逆転をされた内容だが、裏返して言えば、これまでの結果が表れたということ。今回も16強の壁で跳ね返された。そのことを反省しなければならない。『惜敗だった』『どんまい!』ではないということ。今回の結果を受けて、さらなる成長に期待するし、頑張ってほしい」

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