前日会見に出席した西野監督 [写真]=Getty Images
2018 FIFAワールドカップ ロシア・グループステージ第3戦のポーランド戦を控え、西野朗監督が前日会見に出席した。
すでにポーランドはグループステージ敗退が決まっており、モチベーションの低下があるかもしれない。しかし西野監督は、「W杯に消化試合はありえない」と、より一層気を引き締めた。
「相手は敗退が決まっていますが、日本に一矢報いたいと思っているはずです。明日は強いポーランドがいると思うので、彼ら以上のスピリットとリスペクトを持って戦う必要がある。ただ、私たちも強い自信を持っている。決して崩せない相手ではないと思っています」
前評判は決して高くなかった日本代表だったが、強敵コロンビアに勝利し、不利とみられていたセネガルにも対等に渡り合った。日に日にチームへの期待は膨らんでおり、サポーターの応援にも熱が入る。「日本の状況は全くわかりませんが」と前置きした上で、応援してくれるサポーターに感謝を示した。
「非常にありがたいです。コロンビア戦は相手サポーターが多かったんですが、数に負けない大きな声援をいただきました。セネガル戦にもたくさんのサポーターが来てくれたので、非常に心強く思っています」
「日本代表に関心を持ってもらえていることは嬉しいですし、私たちは国民の皆さんに感動や希望を与えられるゲームをしたいと考えています」
試合が行われるボルゴグラードは、日中の気温が35度を超えるなど非常に暑く、選手がこれまでの2戦より疲弊すると予想されている。西野監督も「想像以上」と“第2の敵”を警戒した。
「昨日到着した時、気温が高く、湿気がかなりあるという気がしました。実際、選手たちは疲弊している中で戦わなければいけない。こういうコンディションなので、今日のトレーニングで明日のメンバーに関して最終確認をしたいと思います」
By サッカーキング編集部
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