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【スカサカ!ライブ】どうなる?日本の最終ライン CB長谷部で本当にいいのか

 最新のサッカーニュースについて激論を交わしていく「GEKIRON~激論~」のコーナーでは、5月31日に発表されたロシア・ワールドカップに臨む日本代表メンバーについて、番組MCの岩政大樹(東京ユナイテッドFC)とゲストの柱谷幸一氏、市川大祐氏が語り合った。
 23人のメンバーには本田圭佑や香川真司、岡崎慎司、長谷部誠、吉田麻也らが名を連ねた。経験と実績が重視され、サプライズの少ない構成となった。また、発表前日の5月30日には壮行試合のガーナ戦が行われ、西野朗監督は3-4-2-1のフォーメーションをテストした。

 ガーナ戦ではGK川島永嗣、3バックは中央に長谷部、その右側に吉田、左側に槙野智章という並びで、山口蛍と大島僚太がダブルボランチを組み、右ウイングバックが原口元気、左ウイングバックが長友佑都。2シャドーは本田と宇佐美貴史で、1トップに大迫勇也という布陣だった。本大会に向けてこの布陣と戦術をどのようにブラッシュアップさせていくかという点について、柱谷氏は若干のメンバーの入れ替えを提案した。

「原口のところに酒井宏樹か酒井高徳のどちらかが入れば安定しますし、強い相手に対してはこの並びで十分に対抗できると思いますね。また、原口が宇佐美のところか本田のところに入れば、原口は守備もできる選手なので、ここもさらに安定すると思います」

 岩政は両ウイングバックが最終ラインと横並びになり、5-4-1に近い布陣になった時の2シャドーの負担について懸念した。

「ガーナ戦を見ていて気になったのは、5枚が揃って5-4-1になると、相当負担がかかるのは(サイドエリアをカバーしなければならない)2シャドーのポジションじゃないですか。守備面で本田選手、宇佐美選手にハードワークさせるのは相当難しいのかなと考えた時に、原口選手や岡崎選手をそこに置くと、二度追い、三度追いをやってくれるので、守備面を考えると(原口や岡崎のほうが)いいのかなという気がしました」

 一方、市川氏は基本フォーメーションを「3バックと考えるより、最初から5バックだと考えたほうが、自分たちの戦い方がはっきりするのかなと思います」と提案。すると岩政が「5バックでラインを下げると、相手はサイドからのボールを入れてくると思いますが、その時に中央が長谷部選手でいいのか、という話になると思います」と問いかけ、このように持論を展開した。

「今回、井手口陽介選手が外れてボランチが1枚削られたことを考えると、3バックを採用するのであれば、長谷部選手をもう一度ボランチに戻して、対人に強い吉田選手を最終ラインの中央に置き、昌子源選手や遠藤航選手をストッパーの位置に入れる戦術を考えているのかな、と思っています。遠藤選手が入れば、状況によって(遠藤、長谷部、大島の3ボランチになり、酒井宏が下がって4バックにするなど)可変できますしね。特に山口選手、大島選手のダブルボランチは、ガーナ戦ではスペースカバーや認識力といったところで少し不安をのぞかせた部分もあったので、ここで長谷部選手に統率してもらうのが(いいのかなと)。長谷部選手、吉田選手と統率役が2人もいるのに、彼らが横並びなのはすごくもったいないなと思っていて、縦のほうが全体に指示が行きわたるのかなという気がします」

 攻撃面については、柱谷氏が4-2-3-1の布陣を提案した。

「4-2-3-1の形にして、乾貴士が左サイドMF、香川をトップ下に置いて、右サイドMFは本田が入るか宇佐美が入るかは分からないですけど、この3人の距離を近くして、そこでコンビネーションを見せながら、サイドバックが高い位置でプレーして、ボランチは後ろを安定させるという形でいけば、2列目3人のコンビネーションは、攻撃面では非常に面白いかなという気がします」

 4-2-3-1はヴァイッド・ハリルホジッチ前監督時代にも使われたが、岩政が「同じ4-2-3-1でも、両サイドがワイドに張る形でした」と語るように、2列目3人の距離感は近くなかった。柱谷氏は2列目3人が近い距離感でプレーすることのメリットを次のように語った。

「たとえば酒井宏樹がボールを持ち、本田がコーナーに流れる動きをした時に、酒井が斜めのパスを入れれば大迫と香川と乾が絡めるし、本田に預けて外から攻めることもできます。斜めのパスを入れて中央で3人が絡み、ボランチのどちらかが攻撃に参加してくれば、さらに厚みが出るので面白いと思います。ただ、やはり守備面で不安が出てくると思うので、どちらを取るかでしょうね」

 毎週金曜日21時から放送されている『スカサカ!ライブ』だが、次回はロシアW杯開幕に合わせて6月13日(水)の放送となり、「ロシア決戦直前スペシャル」と銘打った2時間スペシャルとなる。大会直前に行われるスイス戦、パラグアイ戦というトレーニングマッチ2試合を振り返るほか、JリーグYBCルヴァンカッププレーオフステージや天皇杯2回戦のレビューなどを放送する予定となっている。

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