トレーニング中の川島 [写真]=Getty Images
日本代表GK川島永嗣が同代表のシステムについて見解を述べた。
ロシア・ワールドカップに向けて、オーストリアのゼーフェルトで事前合宿を行なっている日本代表は4日、2部練習を行なった。西野朗監督はW杯で4バックと3バックを併用していく考えを示しており、2日のトレーニングでは4-2-3-1のシステムや4-4-2のシステムを試している。
西野監督が採用する3バックのシステムと4バックのシステムについて、川島は「自分たちが試合の状況に応じて、いろんなかたちでやれることが一番の強み。スコアとか含めてやることも変わるから」と話すと、「4バックはいままでやってきたし、慣れてる。3バックは新しい風を攻撃面でも守備面でも生み出してくれる。そういった意味でも、自分たちが両方の良いイメージを共有できるのは良いこと」と、オプションが増えたことに期待した。
次に、スイス戦はどういうシステムになるか、という質問に対しては「これから監督が決めること」と言及。トレーニングで試した4-2-3-1のシステムは、ハリルホジッチ前監督やザッケローニ元指揮官が採用した4-2-3-1のシステムとは違い、「西野監督のシステム」と述べた。また、試合中のシステム変更のやり方については「監督の指示で変えることもあるし、自分たちが試合状況をみて、柔軟に変えることもあると思う」と明らかにしている。
W杯まで時間も少ない中、川島は最後に「共通意識」を強調した。
「時間はたしかに限られてるとは思う。しかし、その中で自分たちがどれだけできるか。フォーメーションにこだわって考える必要は無いと思うし、試合の状況の中でどれだけ(選手間で)共通意識を持てるかが大事だと思う」
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By サッカーキング編集部
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