コンディションを取り戻しつつある岡崎 [写真]=Getty Images
2018 FIFAワールドカップ ロシアのコロンビア戦まで約2週間と迫る中、日本代表FW岡崎慎司が自身のコンディションについて口を開いた。
昨シーズンの終盤に足を負傷してしまい、5月30日に行われたガーナ戦で久々の実践復帰を果たした。「満足できるパフォーマンスじゃなかった」と語る一方で、19日に行われる初戦までには状態を上向きにできると自分自身に期待した。
「自分が必要だと考えられているからここにいると思うし、そこは信じてやりたいですね。まだ2週間くらいある。今はもどかしいところもありますけれど、一日一日を大事に頑張っていますし、どんどん良いプレーも出ています」
西野朗監督が採用する3-4-2-1のシステムではワントップでの起用が予想されており、岡崎自身もそう語っている。しかし、「どのポジションでも途中出場でも、やれる自信はある」と口にした通り、レスターで培った経験を糧に与えられた役割を全うするだけだ。
「右も左もシャドーもできるっていう認識はあります。使われた時に自分のやれる役割を瞬時に認識して対応していくっていう部分が、今の自分には欠けている。それを出せるところまで持っていければと思います」
前向きに自分と向き合い、チームの中で自分の存在価値を見つけていく。それが、「W杯で勝つ確率を上げる」ために岡崎が感じたことだ。