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原口元気、3バックへの取り組み方を明かす「楽しみな部分もある」

2018.06.04

W杯に向けて事前合宿を行なっている日本代表 [写真]=Getty Images

 日本代表MF原口元気(デュッセルドルフ/ドイツ)が、新布陣である3バックへの取り組み方を語った。

 14日開幕の2018 FIFAワールドカップ ロシアに向けて2日からオーストリアで事前合宿をスタートさせた日本代表。5月30日に行われたキリンチャレンジカップ2018のガーナ代表戦で使用した3バックの練習などを行った。同試合で右ウィングバックとして出場した原口は試合を振り返り、「攻撃の部分ではいいものが出せた」とコメントした一方で、自身の守備での課題についても語った。

「守備のポジショニングであったり、サイドバックに対して僕が出て行くタイミング、サイドハーフに対する裏のケアなどはタイミングを詰めて行かなきゃいけない。ある程度決まりごとを作ってもいいと思うし、そういう意味ではこれから楽しみな部分でもある」

 また、MF本田圭佑(パチューカ/メキシコ)とのコンビネーションについて聞かれた原口は「一番収まる選手なので、彼に当てて、他の選手よりも1テンポ遅いくらいで出て行く方が彼とは合うと思う」とイメージしていることを明かし、「彼をうまく使えたら日本の良さが出るし、僕の良さも引き出してくれると思う」とコメントした。

 右ウィングバックだったり、左サイドだったりと色々なポジションで起用される原口だが、一番得意なポジションについては「4枚(バック)の前」と明言した。しかし、自身の良さは「やれと言われたことをやり切れたり、求められていることを本当に深く理解して表現すること」と戦術理解度での強みを語り、一つのポジションにこだわっているわけではないことを強調した。

 最後にメンバー選考について平均年齢が28.17歳で過去最高となったことなど不安の声があがっていることを問われると「正直何とも思わないです」とコメント。そして「そういったもの全てを手のひらで返せれるのがW杯。そのためではないけど、結果としてそうなったら気持ちいいと思う」とW杯に向けて意気込みを語った。

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