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初陣は黒星…西野監督、新布陣3バックは「ガーナ戦に向けたトライ」と強調

2018.05.31

日本代表を率いる西野朗監督 [写真]=新井賢一

 日本代表は30日、キリンチャレンジカップ2018でガーナ代表と対戦し、0-2で敗戦した。この試合が日本代表の指揮官として初陣となった西野朗監督は「とにかく今日は勝ってロシアへという思いで選手たちと準備してきたので、結果が出ずに申し訳ない」と試合後の記者会見でコメントした。

 この試合では長谷部誠(フランクフルト)を3バックの中央に配置する3-4-2-1の布陣を初めて実戦で試したが、結果は無得点で黒星を喫した。西野監督は「何度もお話していますが、これからずっとこの形でということは考えていない」と改めてコメント。「今はガーナ戦に向けてトライをしていこうと。代表としてこれからいろいろな局面、状況に対応していきたいというところでやっておきたかった。選手たちにこれで行くとは毛頭言っていません」とあくまでガーナ戦に対する戦術であることを強調した。

 それでも3バックに関しては本田圭佑(パチューカ)や香川真司(ドルトムント)ら選手たちは「手応え」を感じている様子。西野監督は「いい部分と悪い部分をこれから挙げて、3バックに対しては修正したい」と語った。

 31日には2018 FIFAワールドカップ ロシアに臨む23名が発表され、その後は欧州でスイス代表、パラグアイ代表との国際親善試合が行われる。西野監督は今後に向けて「選手起用、システム、戦い方など、コロンビア戦に向けてチームを持っていく必要がある。第一戦に備えた2試合にしたい」とコメントした。

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