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真価が問われる欧州遠征2戦目…長谷部「クオリティは大前提として改善しないと」

2018.03.27

日本代表の主将を務める長谷部誠 [写真]=AMA/Getty Images

 日本代表は26日、27日のウクライナ戦に向けて前日練習を行った。

 主将を務める長谷部誠(フランクフルト)はドローに終わった23日のマリ戦について「自分たちのクオリティは大前提として改善しないといけない」と痛感したようだ。

 11月の欧州遠征ではブラジルに敗れた後、修正点を洗い出しベルギー戦に臨んだ。結果として勝利とはならなかったが、改善の兆しは確かに見せた。しかしながら「1試合目が良くなくて2試合目で修正しての繰り返しでは実際にダメだと思う。代表は集まれる時間も少ない。自分たちもしたくてしているわけではないですけど、チームとして成長していかないといけない」と指摘した。

 ウクライナはFIFAランキングで35位と格上の相手。長谷部も「分析をしていいチームだなと感じる」と認める。マリ戦を経て「やらないといけないことはたくさんある」と改めて感じたようだ。

 ワールドカップを約2カ月半後に控え、すっきりしない現状を2010年の南アフリカ大会に重ねる声もある。長谷部は「その経験は一つのプラス材料」と言いながらも、「それは最終手段であって、今やれることをやっていかないといけないし、これまで自分たちが積み上げてきたものをウクライナ相手にやらないといけないということにフォーカスするべきだと思う」と語った。

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