マリ戦はベンチから戦況を見守った [写真]=Icon Sport via Getty Images
日本代表は26日、27日のウクライナ戦に向けて前日練習を行った。
23日のマリ戦は後半アディショナルタイムに追い付きかろうじてドロー。課題が残る一戦をベンチから見守ったGK川島永嗣(メス)は「一人も満足できる人はいないと思います。自分たちの中で危機感はある」ことを明かした。
日本代表として勝利を目指すことはもちろんのこと、ワールドカップメンバー入りを懸けた個人の戦いも最終局面を迎える。川島は「23人に保証されたメンバーは誰もいない。若かろうが、年齢が上だろうが、自分たちが日本代表という特別な場所で生き残って行くんだというところを出していかないといけない」と語った。
明日の相手はFIFAランキングで35位と格上のウクライナ。川島は「一人ひとりがプレッシャーに行くのであれば、行くところをはっきり理解しないといけない」と11人の「意思疎通」が重要であると説く。
「一人が行ってかわされてしまったら戦術も何もないので。そういうベーシックなところを自分たちがどうやって意思疎通を持ってやれるかがウクライナ戦は大切だと思う」
続けて「点を取らなければ勝てない」と語る。「ただ、どうやって点を取るのか。自分たちがゴールに向かっていく姿勢をもっと見せなければ、点は偶然に生まれるものではないですし。そういう姿勢をマリ戦よりも持って臨んでいかないといけない」とさらなる積極性をフィールドプレイヤーに求めた。
By サッカーキング編集部
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