後半からピッチに立った酒井 [写真]=Soccrates/Getty Images
3月23日に行われたマリ代表戦に後半から出場した日本代表の酒井高徳は、同試合の内容を踏まえて、6月に行われる2018 FIFAワールドカップロシア大会への思いを語った。
「1対1で守備をすることが多かったです。人はいるんだけど、剥がれた時にもう1人が行けるような距離感をコンパクトに保たないと。本番のセネガル相手だったらもっと悲惨になっていたっていう危機感は持たないといけないです」
酒井は守備時の距離感とコンパクトさを改善点の一つにあげた。
「チームとして連動できていなかった部分はあります。小さいところだったら、前が剥がされるとか後ろが行ききれていないとか。プレッシャーをかけに行っても距離感が遠すぎて簡単にターンされるとか、そういう細かいところ。でも前提として、チームが連動できていたらそういう部分はなくなると思います」
今回は追加招集という形で日本代表に合流した。W杯までの残された時間でパフォーマンスを上げたいと語る。
「外れたっていうのが、自分にとってはいいタイミングだったかと。クラブでのパフォーマンスが自分で満足してないし、代表に還元できていないのも理解していました。だから、外れたタイミングで落ち込むのではなく、こっからまた戻ってこれるパフォーマンスをすればいいだけかなと思っていました」
「これが終わってここで何もできなかったら、もう(W杯は)ないだろうっていう感覚で来ました」
日本代表は次戦、27日にウクライナ代表と対戦する。