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W杯へ危機感募るハリル、やるべきことは「全て、全て、全てです」

2018.03.24

日本代表を率いるハリルホジッチ監督 [写真]=Getty Images

 日本代表は23日、2018 FIFAワールドカップ ロシアを見越し“仮想セネガル”のマリ代表と対戦。後半アディショナルタイムに中島翔哉が代表初ゴールとなる同点弾を奪い、かろうじてドローに持ち込んだものの、結果・内容ともに課題を残す試合となった。

 日本代表を率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督は「まだまだやるべきことはたくさんあります。現実を直視してやっていかないといけないですし、トレーニングを続けるだけ。ワールドカップまではまだ遠いなという感じです」と落胆した表情を隠しきれなかった。

 セネガルと同じアフリカ勢との対戦を終え、収穫と課題について問われると「アフリカの国とでは、ディフェンス面で難しさが見えました。より速く、より爆発的にやらないと相手が上回ってしまう」と回答。5月30日には同じアフリカのガーナとの対戦も控えており「まだやる機会はあるので、そこでテストしていきたい」と語った。

 ワールドカップまで残り約3カ月。本大会までのテストマッチも残り4試合となった。今後やるべきことについて、ハリルホジッチ監督は「全てです。全て、全て、全てです」と言葉を重ねて危機感を強調。「戦術、フィジカル、メンタル」を課題に挙げるとともに、「この試合は5、6回チャンスはありましたけど、ワールドカップではこんなにチャンスはないはずですからね」と決定力の向上を求めた。

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