2018.03.20

【スカサカ!ライブ】日本代表サバイバルは佳境へ、メンバーから見えるハリルホジッチの思惑とは?

サッカー総合情報サイト

 レギュラー解説委員を務める岩政大樹(東京ユナイテッドFC)、この日のスタジオゲストだった水沼貴史氏が、3月15日に発表された日本代表メンバーについて議論した。

 日本代表は欧州遠征を行い、3月23日にマリ代表、27日にウクライナ代表と強化試合を行う。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督はこの遠征に向けて26人のメンバーを発表したが、本田圭佑の復帰や中島翔哉の初招集が話題を呼び、乾貴士や岡崎慎司、浅野琢磨、井手口陽介の招集外が驚きとともに伝えられた。メンバーについて、水沼氏はこのような感想を述べた。

「一番注目されているのは中島翔哉と本田圭佑の両ウイングですよね。今、調子がいい選手、だんだん調子が上がってきている選手という点では、本田圭佑はそんな状況の選手ですし、中島翔哉は結果を出していて、何より今、自信を持ってサッカーをしていますよね。個で打開できて、一番フィニッシュを意識している選手だと思います。特にゴール前に行った時はすごく楽しみですね」

 一方の岩政は、2017年11月に欧州遠征をした時のメンバーと比較し、特に中盤の構成に着目した。

「前回の欧州遠征でブラジル、ベルギーと対戦した時に比べると、中盤にクリエイティブな選手が増えたな、という印象があります。あの時の中盤はほとんどボランチタイプというか、ボールを取りに行くタイプの選手が多かったんですけど、今回はボールを握ってクリエイティブなプレーができる選手を3人(大島僚太、柴崎岳、森岡亮太)呼びましたので、ここが大きな違いかなと思います。11月はまだロシア・ワールドカップでの対戦相手が決まっていなかったので、少し守備的な戦いをイメージしていたと思うんですけど、今回の発表で見えてきたのは、中盤で1枚はクリエイティブな選手を置く戦い方にシフトしてきたのかな、という印象は持ちました」

 大島、柴崎、森岡の3人を招集したことで、水沼氏は中盤の構成や戦い方が多少、変更になる可能性を示唆した。

「システムも、アンカーを1枚にしてボランチの2人を前に置いてプレスを掛けるやり方から、2枚のボランチを置いてトップ下タイプの選手を置くやり方に変えてくるかもしれないですね。今回の2試合で、こういった選手をどう使っていくのかが見どころになる気がしますよね」

 岩政は今回、ケガで招集外となった香川真司、清武弘嗣についても言及した。

「今回はケガで外れましたけど、ハリルホジッチ監督は(記者会見で)清武選手、香川選手の名前をわざわざ挙げていました。トップ下は香川選手、清武選手も入れた5枚の中で競争していくんだと思います」

 前線では岡崎が招集外となったが、水沼氏はその理由について、トップ下の選手を入れたことと関連しているのではないかと分析した。

「今、岡崎はレスターでトップ下をやったりしているわけですよ。でも彼は代表ではトップ下には入らない。トップ下にクリエイティブでゲームを作れる選手を置くとなると、岡崎が入るのは難しくなるわけですよね。この布陣ではこの選手、他の布陣では他の選手と、(ハリルホジッチ監督には)いろいろな考え方があると思いますが、今まで構築してきた部分があるので、今回はそのベースにプラスして、新しい形を試すのかなという気がします」

 乾が外れた左ウイングには原口元気、宇佐美、中島が、浅野が外れた右ウイングには久保裕也と本田が招集されたが、岩政は両ポジションの過酷なサバイバルを予想した。

「3トップで、よりゴールにダイレクトに迫れる選手を欲しがっていて、中島選手が呼ばれた理由はそこにあると思うんですけど、その意味では両ウイングはここからの2カ月間で序列が逆転する可能性があるのかなと。調子がいい選手を選んでいくのかなと思います」

 第50回の節目の放送となる3月23日(金)放送の『スカサカ!ライブ』は無料放送回となり、通常の21時からではなく、23時半からスタート。番組はリニューアルされ、これまでレギュラー解説委員を務めていた岩政が番組MCを務めることになる。番組直前まで行われる日本対マリの徹底分析や、「今まさに聞く」ケルン大迫勇也篇~前編を放送する予定となっている。

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