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疲労を少し感じるも「勝ちたい」…川又堅碁は次の中国戦に集中

2017.12.10

川又堅碁 [写真]=三浦彩乃

 日本代表のFW川又堅碁(ジュビロ磐田)は、目の前の試合に集中しているようだ。

 9日に日本代表はEAFF E-1サッカー選手権初戦の朝鮮民主主義人民共和国代表戦を行い、試合はMF井手口陽介(ガンバ大阪)の決勝点で白星を手にした。一夜明けた10日、味の素スタジアムでのトレーニングのために川又が姿を見せた。

「遠慮できなかった」とまず昨夜の試合を振り返った川又は来夏のワールドカップが自身にとって最後のチャンスであることを体感しつつ「おれはおれてきにやる。おれはただ単に次の試合を勝ちたい。(W杯メンバーに選抜される)覚悟とかそういうのを前置きするわけではない」と、目の前の試合に集中していることを明らかにし、「中国戦に勝って、おれはこの大会でほんとに優勝したい。だから本当に目の前の試合を一試合一試合して、そしてそれが終わった最後に(覚悟とかについて)しゃべりましょう」と語った。

 次の中国戦は中二日という過密日程。疲労といったコンディションについて問われると「コンディションは一番大事だと思う。正直ちょっと疲れはあります。だけどまあ今日と明日でしっかり、一番良い状態にもっていけるようにしたいなと思う」と疲労感を感じながらも気持ちは中国戦へ向けた。

 また、「クラブと代表でのコンディション調整の難しさの差は感じるか」という質問に対しては「多少の部分はあるかもしれないけど、あんまり変わらないです。おれはけっこう余裕なんでそういうの。なんでも大丈夫です、みんなにも合わせられるし。どこでも寝れるし」と笑いながら話した。

 前回大会から約2年4カ月。追加招集ながら、再びA代表の舞台に戻ってきた川又が、自身の成長を証明するために中2日で迎える中国戦へ準備を進める。日本代表は12日に中国代表、16日に韓国代表と、味の素スタジアムで対戦する。

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