アディダスは、2018 FIFAワールドカップ ロシアに向け、新たな日本代表ホームユニフォームを公開した。同ユニフォームは、10日のブラジル戦から着用される。
コンセプトは勝利への魂で染め上げた「勝色(かちいろ)」。これは日本の伝統色である深く濃い藍色を意味しており、武将たちが戦いの際身にまとった鎧下に使われる藍染の生地において、最も濃い色とされてきた。勝色の深く濃い藍を出すためには布を叩きながら染めることから、“叩く=褐(かつ)=勝つ”にかけて、勝利への験担ぎをしていたと伝えられている。この伝統的な勝色をホームユニフォームのベースカラーに用いることで、藍染というジャパンブルーの原点に立ち返り、ロシアW杯での日本代表の勝利をイメージしている。
さらに、ユニフォームの全面には、歴史を紡ぐ糸をイメージした「刺し子柄」があしらわれている。2018年は日本がW杯初出場を果たした1998年から20年目となる節目の年であり、これまでの日本サッカーの歴史を築いてきたあらゆる選手やスタッフ、サポーター達の想いを紡ぎ、ロシアW杯へ挑むというメッセージが込められている。
また、Vネック部分の「VICTORY RED(ビクトリーレッド)」においては、侍の着物の前あわせ部分からインスピレーションを受けた形状に、日本を象徴する日の丸の赤を配することで、世界で勝利を目指す日本を表している。首元の内側に搭載されたサインオフロゴには、過去の5大会分のユニフォームのデザインが組み合わされており、過去20年間で積み重ねてきた歴史や経験を背負い、真の勝利をもぎ取りに行くという強い意志を表現されている。
さらに、オーセンティックユニフォームには、フットボールに特化して独自のアレンジを施したテクノロジー「CLIMACHILL(クライマチル)」を搭載。極細の糸を採用しているため、優れた速乾性・通気性・冷却性を実現している。
ショーツにはウーブン生地を採用し、軽さ、耐久性、撥水性、動きやすさを兼ね備えている。ユニフォームの勝色よりも深い藍色を採用し、フィールド上でのコントラストにより新しいサムライブルーの勝負服を表現した。ソックスは、ショートソックスとカーフスリーブの組み合わせによる「ツーピースコンストラクション」を採用。選手の好みに応じてショートソックスをカスタマイズでき、より高いパフォーマンスを発揮することが可能となる。
同商品は11月6日(月)18時よりアディダスオンラインショップにて先行発売開始、一般発売は11月13日(月)0時より全国のアディダスフットボール取扱店舗にて開始される。なお、新アウェイユニフォームの発表日時は未定で、それまでは現行のアウェイユニフォームに新エンブレムを付けて着用予定となっている。
■サッカー日本代表ホームオーセンティックユニフォーム半袖
価格:14,000円+税(自店販売価格)
発売日:11月6日(月)18時よりアディダスオンラインショップで先行発売
サイズ:XS~4XO
商品番号:BR3628
カラー:ナイトブルーF13/ホワイト
■サッカー日本代表ホームレプリカユニフォーム半袖
価格:8,990円+税(自店販売価格)
発売日:11 月6 日(月)18時よりアディダスオンラインショップで先行発売
サイズ:XS~4XO
商品番号:CV5638
カラー :ナイトブルーF13/ホワイト
■Kids サッカー日本代表ホームレプリカユニフォーム半袖
価格:6,990円+税(自店販売価格)
発売日:11月6日(月)18時よりアディダスオンラインショップで先行発売
サイズ:130~160
商品番号:BR3644
カラー:ナイトブルーF13/ホワイト
■サッカー日本代表 なでしこホームレプリカユニフォーム半袖
価格:8,990円+税(自店販売価格)
発売日:11月6日(月)18時よりアディダスオンラインショップで先行発売
サイズ:XS~4XO
商品番号:BR3606
カラー:ナイトブルーF13/ホワイト
デザイン:Vネック部分とサインオフになでしこの花をモチーフにしたネオンカラー(蛍光ピンク)を採用
※レプリカユニフォームのみの発売
■フットサル日本代表ホームオーセンティックユニフォーム半袖
カラー:ナイトブルーF13/ホワイト
デザイン:フットサル特有のスピード感、機敏性を表現したエレクトリシティ(蛍光イエロー)を採用
※フットサル日本代表のユニフォームの販売はなし
ロシアW杯を想定したトレーニングウェア「Condivo18」
また、新ユニフォームとともに、オフィシャルトレーニングウェア「Condivo18(コンディボ 18)」も発売される。
Condivo18は、素材ミックスによるカラーブロッキングを採用。身体の各部に適した素材を配置することで、動きやすさを高めるとともに、前面の下半分に汗をぬぐいやすい素材を使用するなど、トレーニング中の選手の動きを考慮したデザインを採用している。スタジアムにより気候や環境が大きく異なることが想定されるロシアに対応するため、プラクティスシャツからウォームトップ、フィールドコートまで幅広くラインナップ。それぞれのウェアに、快適な衣服内環境を維持するアディダス独自のクライマテクノロジーが搭載されている。
ラテン語で“戦う神”を意味する「Condivo」の名称にふさわしい、機能性とデザインを実現したCondivo18は、選手着用のブルー、ゴールキーパー着用のブラック、スタッフ着用のグレーの3 色をラインナップ。11月13日(月)より順次発売予定となっている。
By サッカーキング編集部
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