サウサンプトンでプレーする日本代表DF吉田麻也 [写真]=Getty Images
10日にブラジル代表、14日にベルギー代表と対戦する日本代表が5日、フランス・リールで合宿をスタートさせた。
プレミアリーグでプレーするDF吉田麻也(サウサンプトン)にとっては、対峙した経験のある選手が多い2チームとの連戦。守備の要として強豪国に臨む吉田は、「レベルアップのためのカギとなる」と位置づけている。
「1つのミスが命取りになると思うので、それを感じてほしいとも思うし、でも感じるということはやられるということなので、どうでしょう(笑)。まあ、そういう1歩、2歩の世界を1人でも多く感じて、突き詰めていけるようになればいいなと思います。もちろん僕自身もそれはここ数年ずっと感じていることなので、自分がプレミアリーグでもう1個、2個レベルアップできるかっていうところのカギになってくる。僕にとっても大きなテストになると思います」
今回の欧州遠征はMF香川真司(ドルトムント)やFW本田圭佑(パチューカ)といった選手が外れた一方、MF森岡亮太(ワースラント・ヴェフェレン)、MF長澤和輝(浦和レッズ)といった新戦力が招集されている。吉田は、「毎試合がラストチャンス」と述べた一方で、そういった競争意識がチーム強化へつながると主張した。
「レベルが高くなればなるほど競争が激しくなって、毎試合がラストチャンスだと思ってやらなきゃいけない。僕自身もサウサンプトンでそういう環境に身を置けているというのを踏まえて言うと、やっぱりその環境が個人とチームを大きく育てるんじゃないかと思います」
By サッカーキング編集部
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