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ハリルの“説教”で気持ち新たに…DF昌子「責任感を自覚しないと」

2017.10.01

代表合宿初日のトレーニングを行った昌子源 [写真]=三浦彩乃

 キリンチャレンジカップに向けて始動した日本代表の合宿は、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の“説教”から始まったという。DF昌子源(鹿島アントラーズ)は「責任感を自覚しなければ」と気持ちを新たにした。

 6日と10日に行われるキリンチャレンジカップに向けて、1日より合宿をスタートした日本代表。昌子によれば、トレーニング前のミーティングで指揮官から厳しい言葉が飛んだという。

「『昨日の試合はここにいるメンバー全員よくなかった』と正直に言われて、僕も失点シーンのことを言われました。『それじゃあワールドカップに行けないぞ。ほかにも良い選手はいっぱいいる』と言われると、そうだなっていうふうに感じました」と、昌子は指揮官の言葉から改めて危機感を覚えたようだ。

 厳しい言葉をかけられた昌子は「(サポーターから)代表に行って、Jリーグでは手を抜いているんじゃないかとか、いろいろな見られ方をする。そんなわけないし、負けたくて負けているわけではない。でも自分はそんな気がなくても、周りはそういうふうに見ている」と周囲からの視線にも理解を示し、だからこそ「そういう責任感を自覚してやっていかないといけないです」と決意を口にした。

 ただ、そんなプレッシャーの中でプレーすることで「ここ何年間では今年が一番鍛えられているし、成長している」と手応えを明かした昌子は、「国を背負う、国のために戦う姿勢を見せたいです」と意気込みを語った。

 日本代表は6日に豊田スタジアムでニュージーランド代表と、10日に日産スタジアムでハイチ代表と対戦する。

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