会見前に熱弁を振るったハリルホジッチ監督 [写真]=Getty Images
日本代表のメンバー発表記者会見が28日に行われ、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が会見に登壇。メンバー発表の前に異例の“お話”があった。
冒頭、ハリルホジッチ監督は「日本サッカーではポゼッションが大切ということをよく耳にする」と語り始め、「もちろん、得点を取るためにはポゼッションが必要だと思う。ただ、相手よりもボールを持っていても、勝てるとは限らない」と持論を展開。そして同日に行なわれたチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節、パリ・サンジェルマン対バイエルンのスタッツを紹介した。ボールポゼッション率、パス数、シュート数、CK数ではバイエルンが圧倒したが、ハリルホジッチ監督が就任以降常に口にしている“デュエル成功率”ではパリ・サンジェルマンが上回っていることを引き合いに出し、再度デュエル成功率の重要性を説いた。なお、試合は3-0でパリ・サンジェルマンが勝利している。
「スペイン代表、フランス代表、ブラジル代表、ドイツ代表、イングランド代表……。それぞれの国にサッカーのアイデンティティがある。日本人選手の特徴をもとに、独自アイデンティティを持たなければいけない」と指摘した。
By サッカーキング編集部
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