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日本戦は「柔軟に戦う」…豪代表監督「努力が無駄にならないと信じている」と自信

2017.08.28

オーストラリア大使館のレセプションに招かれ、日本代表戦へコメントしたポステコグルー監督

 ロシア・ワールドカップ アジア最終予選の日本戦を31日に控え、オーストラリア代表のアンジェ・ポステコグルー監督を招いたレセプションが28日にオーストラリア大使館で行われた。

 まず、リチャード・コート駐日大使が挨拶。「“サッカルーズ”(オーストラリア代表の愛称)のユニフォームにはカンガルーやエミューがあしらわれたエンブレムが入っています。この動物たちは前にしか進むことができないんですが、代表チームもまさにそうだと思っています」と、後押し。「大変な試合になると思いますが、来年、両チームが世界の舞台に立っていることを信じてやみません」と、日本代表も含めた両代表チームにエールを送った。

 ブリスベン・ロアーなどで指揮官として多くのタイトルを手にしたポステコグルー監督は2013年の代表監督に就任。母国開催となった2015年のアジアカップでは見事、優勝に導いた。日本戦に向けては、「前回の予選から時間が経っているが、試合間隔が長かったり、短かったりすることはつきもので、慣れている。チームは集中しているし、しっかりと試合へ向けて調整もできている。だが、魔法の杖のように、いつも物事をうまく進めることはできない。しっかりと力をつける必要がある。その点、6月にコンフェデレーションズカップを戦えたことはいいことで、選手もしっかりと調整できている」と自信を見せる。

 予選最終節は現在グループ首位の日本と2位サウジアラビアの直接対決がある一方、3位のオーストラリアは最下位タイとのホームゲームを迎えるため、日本戦で勝ち点1以上を得ると、大きなアドバンテージとなる。日本戦に向けては、「柔軟に、どんなシナリオにも対応しようと思っているし、それは可能だと信じている。我々は24カ月間、しっかり準備を重ねてきた。チームがどういう立ち位置を取るかは、試合の流れの中で適切なものを見つける。日本の長所と短所をしっかり理解して、自分たちのゲームプランを実行する」と、チームへの信頼を語る。

また、「どちらがそれをできるか、ということが試合を決める。この試合はこれまでの努力が無駄にならないものになると信じている」、「もちろんプレッシャーはコーチにも選手にもある。だが、我々にとってはそれが良い方向に向くことが多い。私自身、こういうプレッシャーは大好きだし、楽しみにもしている。試合が始まれば選手たちに任せるしかないが、いい結果を出してくれると自信を持っている」と、力強く話した。

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