先発出場で59分までプレーした原口元気 [写真]=Getty Images
日本代表は7日、キリンチャレンジカップ2017でシリア代表と対戦した。
13日に控えるFIFAワールドカップロシア アジア最終予選・イラク代表戦を見据えた一戦は、後半立ち上がりの48分に先制点を許す苦しい展開。それでも58分、長友佑都のクロスに今野泰幸が押し込み同点に追いつく。しかし、最後まで勝ち越し点は奪えず、“仮想・イラク”戦は1-1のドローに終わった。
先発出場で59分までプレーした原口元気は、「守備もはまらなかったですし、攻撃の形もうまく作れなかったので、改善しなきゃいけないですね」と振り返る。
原口は前半から果敢にゴール前へと迫ったが、ミスからカウンターでシリアに持ち込まれる場面も多々見られた。攻撃につながる守備の部分について、原口は「最初は前から行こうと思ったんですけど、何回かはがされてしまったので、行きどころがうまく決まらなかった」とその理由を挙げる。「僕としてはやっぱり前から行きたかったっていうのはあるんですけど、チームとしては少し引きながらっていう感じが続いた」と守備面でうまく連動できなかった要因を明かした。
「もちろん見に来てくれた人に対しては、あまりいい試合を見せれなかったので申し訳ない」と言いながらも、「いい意味で捉えれば予選じゃなくて良かった」と次戦で反省を生かしていくことを誓った。
原口個人としては「全体的に調子は悪くない」とのこと。この試合でも得意のドリブルに加えて、遠目から積極的にシュートを放った。ただ、本人は反省の弁を続ける。「僕自身チャンスがあって、自分のクオリティが足りないから0-0で進んで流れが悪くなった」
「日本代表として出ている以上は決めなきゃいけないし、ああいうシュートを決められるのが日本代表の選手だと思うので、次は必ずチャンスがあれば決めていきたいと思います」と次戦に向けて力強い言葉を残している。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト