静岡県内で合宿中のU-20日本代表。日曜ということもあり、多くのファン・サポーターが練習見学に訪れていた [写真]=三浦彩乃
U-20日本代表は14日、国内合宿4日目のトレーニングを実施した。
フィジカルトレーニングやボール回しを行った後に、ハーフコートで攻守の連係を確認。各ポジションで選手の組み合わせを変えながらチーム全体の連係強化を図った。最後は、この合宿で初めてとなるフルコートを使用しての紅白戦(11対11、7分×2本)を実施。約1時間半で強度の高いメニューを消化した。
MF原輝綺(アルビレックス新潟)が接触プレーにより、練習を途中で抜けるというアクシンデントがあったものの、「右足を踏まれただけで大丈夫です」と大事には至らなかったようだ。
この日は、初日から別メニューで調整をしていたDF杉岡大暉(湘南ベルマーレ)も全体練習に合流した。「軽い肉離れで少し痛みがありましたけど、いいリハビリができた。今は完全に痛みはないので、これからは普通にやれると思います」と回復を報告。20日から開幕するFIFA U-20ワールドカップ韓国2017に向けて、「個人的には代表で初めての公式戦になるので、そういう空気感や相手のレベルを感じながら、いろいろなことを吸収したい」と意気込みを語った。
明日15日はU-20ホンジュラス代表との親善試合に臨む。本大会初戦で対戦する南アフリカを想定しており、三好康児(川崎フロンターレ)は「自分たちがどんなパフォーマンスをできるか。大会に挑む気持ちや、準備の成果が出る大事な一戦になると思います。特長のある国に対して、自分たちがどういったサッカーをしていけば、より勝てるのか。最後の確認にもなる」と話した。
By サッカーキング編集部
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