インタビュー・文=松岡寛人 写真提供=NIKE
泥を弾く新技術を備えた新型ソール『ナイキ アンティクロッグ トラクション』。悪天候時やピッチコンディションが良くない状況でも、グリップ力が低下することなく、快適なプレーを可能にする。浦和レッズのゴールマウスを守る西川周作も、その機能性と安定性を絶賛している。
――チャンピオンシップ決勝を目前に控える中、愛用のティエンポに新型のアウトソール(アンティ クロッグ トラクション)を搭載したモデルが登場しました。
雨でぬかるんだピッチに対応したソールで、泥や芝が付きにくいんです。履いてプレーした感覚も良かったので、気に入っていますね。
――プレー中にスパイクのトラクションを意識することはありますか?
セービングで横に飛ぶ動きだったり、ロングボールを蹴る時には足下に意識が向いています。個人的にはどっしりと構えるタイプなので、踏ん張りが効くかどうかは特に気になりますね。
――実際に試合でも着用しているのですか?
この間、雨で芝の状態が良くないピッチでゲームをした時に、普段履いているモデルと履き比べてみたんです。いつもは試合後にタオルでソールを拭いて手入れをしているんですけど、新しいソールにはほとんど芝が付いていなかったんですよ。
――ピッチ状況に応じて使い分けができるのはいいですね。
そうですね。日本は整備されたピッチが多いですが、海外では荒れたピッチで試合をすることも少なくないので、遠征の時にはぜひ持っていきたいですね。
適応力の高いポリマー樹脂を採用した新型ソール。水・泥・土との親和性を高め、表面を常に滑らかな状態に保つことにより、ソールへの土や泥の付着を防止。ぬかるんだ天然芝のピッチや土のグラウンドでも快適なプレーを可能にする。
By サッカーキング編集部
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