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「目標はずっと代表だった」 齋藤学、重要な一戦へ「しっかりと準備する」

2016.10.08

代表チームへ追加招集されている齋藤学がオーストラリアでの練習に取り組んだ ©JFA

 11日に行われる2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選の第4戦で日本代表はオーストラリア代表と激突する。8日に現地入りした日本は、早速同日にトレーニングを開催。練習終了後、FW齋藤学横浜F・マリノス)がコメントを残した。

 負傷したFW武藤嘉紀(マインツ/ドイツ)とFW宇佐美貴史(アウクスブルク/ドイツ)に代わって代表チームへ加わった齋藤。今年3月以来の代表招集となった同選手は、2016明治安田生命J1リーグで8ゴールをマークするなど好調をキープしている。それでも、「ブラジル(ワールドカップ)での悔しさから自分の目標はずっと代表にありました。ここは点を取らないと呼ばれない場所だと言われたことがあったので、今の8得点という成績は全然物足りないです。もっと取れるチャンスがあったので、そういうところを決めきれる選手にならなければいけないです」と現状に全く満足していない様子を示した。

 6日のイラク戦では出場機会が無かった齋藤は、サイドアタッカーとしての活躍が期待されるが、「ブラジル(ワールドカップ)もそうですし、2次(予選)の時もそうですけど、なかなか出番が回ってこない。それでもしっかりと準備することが今の自分にできることなので、自分が出た時にどういうプレーをするかっていうイメージだけは持っていけばいいかなと思います。悔しいですけど、自分がピッチに出た時にこの悔しさを晴らせるように、しっかりと準備すればいいかなと思います」とオーストラリア戦を見据えた。

 齋藤にとってオーストラリアは、2013年7月25日に開催されたEAFF東アジアカップ2013で代表初ゴールを挙げた縁起の良い相手。「あの時は国内組ばかりですごく自由にやっていた感じがあるんですけど、これは最終予選だし、もっと責任感とプレッシャーがある」と気を引き締めた齋藤だが、「再現できたらいいなと思います」と意気込んだ。

 日本とオーストラリアの一戦は、11日にメルボルンで開催される。

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