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ミーティングの削減を明かす西川「選手の負担にならないように監督自身が考えた」

2016.10.06

イラク戦の前日練習に臨んだ西川周作 ©JFA

 2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選第3節のイラク代表戦を翌6日に控え、日本代表は試合会場の埼玉スタジアムで前日練習を行った。

 最終予選3試合連続での先発出場が濃厚なGK西川周作(浦和レッズ)は、「明日はUAE(アラブ首長国連邦)戦とタイ戦を戦った経験が必ず生きてくると思うので、僕自身も非常にいい準備ができたと思っています。メンタル面、フィジカル面でもいいパフォーマンスで挑めるんじゃないかな」と心・技・体が整った状態で試合に臨めると自信を口にした。

 西川が「一人ひとりコンディションのばらつきがある中で、(ヴァイッド・ハリルホジッチ)監督もいろいろと考えてくれて、調整をしてくれましたし、今日も集中してみんなでゲーム形式をすることができた」と話すように、欧州組は合流から間もない状況で試合に臨むことになる。これまで恒例となっていたハリルホジッチ監督のミーティングにも変化があったようで、「非常にシンプルになったなっていうのは思います。ミーティングの時間も考えてくれていますし、回数もそうですし。そこは選手の負担にならないように監督自身が考えてくれて、今回はそういう試みをしてくれていると思う」と選手に配慮して、一部簡略化されていることを明かした。

 変更の経緯については、9月の代表戦の際に主将のMF長谷部誠(フランクフルト)から、ハリルホジッチ監督に要望を提出したようで、「1時間が30分になったりとか。できるだけ短い時間の中でポイント、ポイントを押さえて」話し合いが行われるようになったという。これには選手からも好意的な意見が出ている模様で、「余計なことはやっぱり考えずにシンプルに試合に向かうほうが無心で楽しむことができると思いますし。『勝たないと、勝たないと』ってガチガチになってしまうと、やっぱり力って発揮できないと思うんで。いつも通り、どんなプレッシャーがある中でも楽しんでやるかっていうのが一つポイントにして、やっぱり泥臭く勝ちにいかないといけないかな」と無用なプレッシャーから開放されるのではないかと予想した。

By サッカーキング編集部

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