コロンビア代表を率いるカルロス・レストレポ監督 [写真]=Getty Images
初戦でスウェーデン代表と引き分けたコロンビア代表は、勝てば決勝トーナメントが大きく近づく日本代表戦を2-2のドローで終えた。
7日、リオデジャネイロ・オリンピックのグループステージ第2節が行われ、日本とコロンビアが対戦。コロンビアは59分にテオフィロ・グティエレスのゴールで先制すると、65分にはオウンゴールでリードを広げた。ところが直後の67分、浅野拓磨にゴールを許すと、74分には中島翔哉に鮮やかなミドルシュートを決められ同点に。終盤は逆転を狙う日本に押し込まれながら、なんとか2-2のままタイムアップを迎えた。
2点のリードを守りきれなかったコロンビアのカルロス・レストレポ監督は、「様々なことが要因に挙げられる。それはインテンシティの問題、フィジカルの問題だ。状況を打開しようと試みたが、特に後半は日本の方が我々より良かった。このグループはポテンシャルのある国が揃っているね」と試合を振り返る。
また、「もちろん結果には満足していない。今日の試合はよくなかった」と不満を述べた一方、「チームとしてまとまっていたという部分では満足している。フィジカル面では良くなっていた。ピッチの中では様々なことが起こるが、チームとして機能するという部分は見せられたと思う」と、フィジカル面では初戦から改善が見られたと主張した。
グループBは、2連勝で勝ち点「6」のナイジェリア代表が首位、同「2」のコロンビアが2位、日本とスウェーデンが同「1」で並んでいる状況だ。
レストレポ監督は、勝てば自力でのグループステージ突破が決まる10日のナイジェリア戦に向けて、「(相手は)いいチームだが、我々にチャンスがないわけではない。チームはよくなってきていると思うから、このまま続けていくことが大事だ。うまくコンディションを調整して、ナイジェリア代表を倒すための最善を尽くすよ」と意気込んでいる。
By サッカーキング編集部
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