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自らの可能性を広げるために…DF室屋成が「マーキュリアル」で世界へ挑む

2016.07.07

 DF室屋成が新たな相棒とともにリオデジャネイロのピッチに立つ。左足骨折というアクシデントから復活を遂げ、手倉森ジャパンへ戻って来た若き侍は、世界舞台での戦いを前に「楽しみで仕方がない」と胸を躍らせた。

 地面を蹴り出す際のグリップと推進力は、これまでも攻撃的サイドバックのプレーを支えてきた。「これ以外は履けない」と室屋を虜にした『マーキュリアル』の魅力に迫る。

室屋成

――8月に迫った大舞台では、『ナイキ マーキュリアル ヴェイパー XI』を履いて臨むことになります。スピードを追求したスパイクですが、ディフェンダーの室屋選手が愛用する理由を教えてください。
室屋成(以下、室屋) サイドバックなので走ることが多い。僕のポジションは長いランだけではなく、頻繁にショートダッシュを繰り返すので、走りやすさが重要になってきます。このスパイクは踏み込みやすいし、地面を弾いてくれている感覚が伝わってきて、自分に一番合っているんです。

――瞬時のスピードダッシュも可能にするし、繰り返し前線に駆け上がるための持久的なスピードも維持してくれると?
室屋 守備はリアクションが大事です。相手が動いた時にどれだけ反応してついていけるか。自分がリアクションをすると同時に、スパイクのグリップが一緒について来てくれるのがこのスパイクの特長ですね。とにかく反応が速いので、自分の意志と一緒にスパイクもついて来るイメージです。そして、この軽さがスピードだけではなく、攻撃参加時の長いランも可能にしてくれている。攻撃的なポジションだけではなく、サイドバックにも最適なスパイクですよ。

nike1

――リオの舞台でも目立つ色ですね。
室屋 僕はハデな色が好きなので気に入っていますよ。サイドバックはFWの選手に比べるとなかなか目立たないポジションなので、スパイクで目立とうかなと思って(笑)。

――マーキュリアルを履いて出場した試合で、印象に残っているプレーはありますか?
室屋 大学から愛用しているんですけれど、やっぱり(AFC U-23選手権)準々決勝のイラン戦で決めたアシストですね。このスパイクはスピードだけではなく、蹴りやすさも兼ね備えているので、僕はこれ以外もう履けないですよ(笑)。

室屋成

 リオ行きの切符を掴み取った室屋成は「活躍したい」と意気込む。その先のロシアへ続くと信じて――若き侍が「マーキュリアル」という相棒ともにピッチを駆け抜ける。

インタビュー・文=高尾太恵子

Nike Mercurial Vapor XI HG-V(ナイキ マーキュリアル ヴェイパー XI HG-V)

シュータンのない一体型のデザインが快適なフィット感を与え、トップスピードでも足元をしっかりとサポート。マイクロテクスチャー加工のアッパーは素足のような感覚をもたらす。ブレード型のHGプレートは耐久性と軽量性に加えて優れたトラクションを実現。プレーヤーに爆発的なスピードを提供する。

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