AFC U-23選手権を制した日本代表の選手たち [写真]=Getty Images
AFC U-23選手権カタール2016(オリンピック・アジア最終予選)決勝が30日に行われ、U-23日本代表とU-23韓国代表が対戦した。
日本はグループステージで朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)、タイ、サウジアラビアに連勝し、3戦全勝の1位通過で決勝トーナメントに進出。準々決勝では延長戦の末にイランを下すと、26日の準決勝では後半アディショナルタイムの得点でイラクを破り、上位3カ国に与えられるリオデジャネイロ・オリンピック出場権を獲得した。6大会連続の五輪出場という最大のミッションを達成したU-23日本代表は、決勝で“永遠のライバル”の韓国と対戦する。
チームを率いる手倉森誠監督は、イラク戦のスターティングメンバーから4名を変更し、DF岩波拓也、MF矢島慎也、MF大島僚太、FWオナイウ阿道を起用。キャプテンのMF遠藤航やMF中島翔哉らも先発メンバーに名を連ねた。一方、イラク戦で後半アディショナルタイムに決勝ゴールを決めたMF原川力がベンチスタートとなった。
立ち上がりの6分、最初にチャンスを作ったのは韓国。エリア手前でボールを持ったムン・チャンジンが強烈なミドルシュートを放つ。ここはGK櫛引政敏がなんとか弾き返した。こぼれ球を左サイドのユ・ソンウが拾い、エリア内左からシュートを放った。これがゴール右に決まり、韓国が先制かと思われたが、オフサイドの判定で得点は認められなかった。
続く20分、左サイドのシム・サンミンが高いクロスを上げると、中央のチン・ソンウが頭で落とす。これをゴール前でフリーになっていたクォン・チャンフンが右足ボレーシュート。ボールはGK櫛引の正面に飛んだが、岩波の左足に当ってしまい、コースが変わってゴール右に決まった。
なかなかシュートまで持ち込めない日本。30分に左サイドの矢島がアーリークロスを供給すると、ゴール前に走り込んだ岩波がヘディングシュート。しかし、ここはゴール右に大きく外れてしまった。
韓国は36分にチャンスを作る。右サイドのチン・ソンウがドリブルで山中亮輔をかわし、斜め45度の位置から左足シュート。決定機だったが、ここは枠の上に外してしまった。このまま韓国が1点をリードして前半終了を迎えた。
1点を追う日本はオナイウ阿道を下げて原川力を投入。久保を1トップに置いた4-1-4-1のシステムに変更した。
日本はここから同点に追いつきたいところだったが、後半立ち上がりに出鼻をくじかれる。47分、韓国が中盤右でダイレクトパスをつなぐと、右サイドを突破したイ・チャンミンが中央に折り返しのパスを出す。これをゴール前で受けたチン・ソンウが反転してゴール中央に蹴り込み、韓国が追加点を奪った。
日本は60分に大島僚太を下げて浅野拓磨を投入。再び2トップに戻した。しかし、その後も韓国のペースが続く。63分、エリア手前左でパスを受けたユ・ソンウが右足シュート。低く強烈なボールが日本ゴールを襲ったが、ここはわずかに枠の左に外れた。
日本がようやくチャンスを作ったのは66分。エリア手前左でボールを持った久保がタテパスを送ると、エリア左横でボールを受けた原川が折り返しのボールを送る。ゴール前の浅野が合わせたが、ここは決めきることができなかった。
しかし、ここから日本の時間が続く。67分、カウンターからエリア手前でボールを持った矢島が最終ラインの裏にスルーパス。エリア内右に抜けだした浅野が飛び出したGKの上を抜くループシュートを決め、日本が1点を返した。さらに直後の68分、左サイドを山中がドリブルで突破し、深い位置から左足クロスを供給する。するとフリーになっていた矢島がゴール左上にヘディングシュートを決め、あっという間に同点に追いついた。
日本は75分に矢島を下げて豊川雄太を投入し、逆転ゴールを狙いにいく。迎えた81分、日本がカウンターからチャンスを掴む。一度は相手DFにカットされたが、こぼれ球を拾った中島が前線に浮き球のパスを入れる。するとDFと入れ替わった浅野がGKとの一対一を制し、ゴール右下に流し込んで逆転ゴールを決めた。
終盤は韓国がパワープレーに出て、日本は猛攻にさらされたが、GK櫛引を中心に体を張って守りきり、大逆転勝利でアジアの頂点に輝いた。
今夏に行われるリオデジャネイロ五輪は、8月4日にグループステージが開幕し、20日に決勝が行われる。
【スコア】
U-23日本代表 3-2 U-23韓国代表
【得点者】
0-1 20分 クォン・チャンフン(U-23韓国代表)
0-2 47分 チン・ソンウ(U-23韓国代表)
1-2 67分 浅野拓磨(U-23日本代表)
2-2 68分 矢島慎也(U-23日本代表)
3-2 81分 浅野拓磨(U-23日本代表)
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By サッカーキング編集部
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